はじめに
2018年8月の丁度、日本のお盆休みのあたりで、アメリカからカナダのオンタリオ州立公園に3泊4日でキャンプに行ってきました。
アメリカのミシガンに住んでいるとミシガンのキャンプ場に行きがちですが、実はミシガンの住んでいる場所によってはカナダのキャンプ場に行った方が近いということが起こります。
またカナダのキャンプ場のほうが自然が更にすごかったりするのです。
我が家も今までずっとミシガン内のキャンプ場に行っていまして、時には車で4時間ぐらいかかるキャンプ場にも行っていましたが、カナダのオンタリオ周辺ですと2時間ぐらいで行けますし、自然も豊かということに今更ながら気が付いたのです。
というわけで、今回はカナダのオンタリオ州立公園でのキャンプをご紹介したいと思います。
カナダキャンプ場紹介
Pinery Provincial Parkの特徴
今回行ったのはオンタリオ州立公園の中にあるPinery Provincial Parkというヒューロン湖沿いにあるカナダのキャンプ場でした。
このキャンプ場の良いところは、キャンプ場内のアクティビティが充実していて、キャンプ場外に行かなくても、このキャンプ場内で全て楽しめるというところです。
後でも、それぞれのアクティビティについてご紹介したいと思いますが、ざっとどんなアクティビティがあるか列挙すると以下のような感じです。
- 湖水浴
- サイクリング
- トレッキング
- カヤック・SUP
- フィッシング
これだけあれば十分ではないでしょうか?
サイクリングなども適度な長さで険しい道でもなく、小学校の子供たちにも十分楽しめます。
予約方法
予約は全てオンラインで行います。
まずはオンタリオパークのサイトに行き、Revervationのところで予約します。
予約画面に行き、必要事項(日にち、泊数など)を記入し、次にキャンプ場を選択します。
オンタリオ州立パークの中には沢山のキャンプ場があるので、その中から行きたいキャンプ場を選択します。
今回の我が家の場合は、Pineryを選択します。
その後は、Pineryの中のどの場所(川沿い、森の中など)にするかを選択します。
予約時のポイント
予約時に気を付けたいのが、テントをどの場所に張るかを決めることです。
各場所にはサイトナンバーが付けられているので、そこを見にいき、広さや形、トイレやシャワー、水道に近いかどうか?、日陰はあるのか?必要であれば、電気の電源があるのか?、地面は土なのか、芝生なのか?などを見ながら、お好みの場所を決めます。
良い場所は人気があるので、既に埋まっている可能性もありますが、このテントの場所が良くないと、折角のキャンプも楽しくなくなってしまうので、慎重に決めましょう。
本当は、一度行ったことがあるキャンプ場であれば、どの場所が良いのか分かるので、次からはどの場所を選ぶか明確なのですが、初めてのキャンプ場だと、そうもいきません。
ですが、そんな時でも少しはテントを張る場所を決める上で有効な情報を得る方法が2つあります。
1つは大抵、ネット上にキャンプ場のマップが掲載されているので、それを参考にします。
もう一つは、私の場合は上記プラス、グーグルマップの衛星写真で詳細をチェックします。
結構、この調べ方が行ったことがないキャンプ場の状態を知るために便利だと思っています。
値段
肝心のキャンプ場の値段ですが、キャンプ場内の場所にもやりますが、Pinery Provincial Parkの場合、40ドル/泊ぐらいです。
ホテルに泊まることを考えるとかなりリーズナブルですね。
カナダキャンプ場での過ごし方
湖水浴
冒頭書きましたが、このPinery Provincial Parkは、ヒューロン湖沿いにあることから、湖水浴は、このヒューロン湖に入ることになります。
水は非常に綺麗です。
湖水浴できる場所も沢山あります。
キャンプ場から歩いて行ける湖水浴場もありますし、車で行けるところもあります。
車で行くといってもPinery Provincial Park内なので、遠くはありません。
車で行く湖水浴場は、そのほとんどが駐車場とセットになっています。
これらの湖水浴場は、初めてですと、どこにあるのか分かりづらいと思いますが、駐車場を目印に行くか、後述する、サイクリングをしていると、多くの湖水浴場を見つけることができるので、そこをグーグルマップで星マーク付けておき、後で車で来るかでも良いと思います。
湖水浴だけでなく、朝、湖畔を散歩したりも良し。
夕日を見に行くも良しという感じです。
サイクリング
Pinery Provincial Parkではサイクリングコースがあり、家族でサイクリングを楽しむことができます。
ホームページによるとコースは山道なコースが全体の50%、平らなコンクリートのコースが50%と色々と組み合わさったコースです。
長さは1周は13kmです。
自転車のレンタルもあり、レンタル代は以下でした。
大人
1週間125ドル、1日40ドル、2時間15ドル、1時間10ドル
子供
1週間100ドル、1日25ドル、2時間15ドル、1時間10ドル
サイクリングコース1周であれば2時間レンタルで問題ないと思います。
少し自転車を返すのが遅れたとしても、そこはカナダなので細かいことは言われないと思います笑
ただ、レンタル代が少し高いと思うので、そういう場合は、自分の自転車を持参したほうが良いでしょう。
私たち家族は、小4と年長の子供がいますが、年長の子供には山道の下り坂でのブレーキの使い方さえマスターしてしまえば問題なく楽しめるコースです。
個人的には、今回のキャンプの中で一番楽しかったが、このサイクリングでした。お勧めです。
カヤック・SUP
川でカヤックや、今流行りのSUP(Stand UP Paddle Board)をレンタルする事も出来ます。
レンタル代は、以下です。
1日75ドル
2時間30ドル
1時間20ドル
少し高いイメージでしょうか?
私たち家族は今回カヤックはやりませんでしたが、ホームページを見ると4人乗り用のようなので、4人家族ならこれ1つで楽しめますね。
トレッキング
Pinery Provincial Parkには、以下の通り、なんと10個のトレイルコースがあり、その長さも色々です。
- Bittersweet Trail (1.5 km)
- Carolinian Trail (1.8 km)
- Cedar Trail (2.3 km)
- Heritage Trail (2.5 km)
- Hickory Trail (1 km)
- Sassafras Trail (1 km)
- Nipissing Trail (2 km)
- Pine Trail (0.8 km)
- Riverside Trail (1 km)
- Wilderness Trail (3 km)
コース詳細は、Pinery Provincial Parkのホームページに載っているようなので事前に見たほうが良いかもしれません。
もしくは、キャンプ場のVisitorセンターのようなところで、好みを伝え、それに合ったコースを教えてもらうというのも良いでしょう。
食事
キャンプ場周辺にはスーパーマーケットがあるので、そこで大体のものは揃います。
ジャガイモや、とうもろこしなどを購入し、アルミホイルで包んでバーベキューで焼きながら塩やバターで食べるというのが今回一番はまった食べ物でした。
お酒を買うのに少してこずりまして、そもそもビールがアメリカに比べて高いのと、スーパーなどではお酒が売っておらず、最初どこで買うのか探す羽目になりました。
後で気付いたのが、カナダでは至る所にLCBOという酒屋のチェーン店があり、それをキャンプ場で周辺でグーグルマップで検索するとヒットするので、そこで購入していました。
トイレ・シャワー
Pinery Provincial Parkは、トイレ・シャワーも非常に綺麗で、毎日係員が定期的に掃除に来ていました。
個人的には今まで行ったアメリカのキャンプ場と比べても一番綺麗だったと思います。
また洗濯機や乾燥機も完備されていたので、その辺りも便利でした。
まとめ
今回は、Pinery Provincial Parkというキャンプ場をご紹介しました。
初のカナダ・オンタリオのキャンプでしたが、非常に満足いくキャンプをすることができました。
このキャンプ場のおすすめは冒頭にも書きましたが、キャンプ場内で全てのアクティビティが完結するところです。
またトイレ、シャワーも綺麗なので女性にも問題ないと思います。
再度訪れたいと思わせてくれるほど素晴らしいキャンプ場だと思います。
このキャンプ場に3泊4日しましたが、これもちょうどよい日程だったと思います。
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