アメリカで釣りをするためにはフィッシングライセンスが必要というのをご存知でしょうか?
免許というわけではありませんが、釣りをする目的での海や川などの使用料と思ってもらったら分かりやすいかもしれなせん。
今回は、今後アメリカで釣りをする予定の方のために、このフィッシングライセンスについてご紹介したいと思います。
フィッシングライセンスとは?
フィッシングライセンスとは、冒頭の通り、釣りをするにあたっての海や川などの使用料になります。
したがって、釣りをする前にまずやることとしてフィッシングライセンスの購入となるわけです。
その使用料は、アメリカ全土で一律かというとそうではなく、様々な条件により料金が変わってきます。
以下で、料金の違いについて一つ一つを見ていきましょう。
州ごとでのライセンス料金の違い
アメリカには全部で50州あると言われていますが、それぞれの州でライセンス料金に違いがあります。
基本的にはネットで州の名前とフィッシングライセンスというキーワードで検索してもらうと購入できるサイトに辿り着くと思うので、そこで買うのも良いでしょう。
例えば、カリフォルニア州のフィッシングライセンスを買おうとすると、「California」、「fishing lisence」という感じで検索すると購入サイトがヒットするわけです。
もしくは、以下のようなサイトで州を選択すると、該当の州のライセンス購入サイトにジャンプするという便利サイトもあります。
居住者と非居住者でのライセンス料金の違い
続いては、アメリカの居住者、非居住者でライセンス料金に違いがあります。
当たり前ですが居住者とはアメリカに生活の拠点となる家などの住所があり、定住している人を指します。
逆に非居住者とは旅行などでアメリカを訪れるような人を指します。
居住者と非居住者で具体的にどれぐらいの料金差があるかというと州によって異なりますが一例を挙げると以下のような感じです。
カリフォルニア(1年間のライセンス料金)
居住者:48.34ドル
非居住者:130.42ドル
ハワイ(淡水でのライセンス料金)
居住者:6ドル
非居住者(30日間):21ドル
テキサス(1年間のライセンス料金)
居住者:40ドル
非居住者:68ドル
フロリダ(1年間の海釣りライセンス料金)
居住者:17ドル
非居住者:47ドル
ミシガン(1年間のライセンス料金)
居住者:26ドル
非居住者:76ドル
釣りをする日数でのライセンス料金の違い
当然ですが釣りをする日数でもライセンス料金が異なります。
だいたいどの州でも『1日』、『1週間』、『1年』ぐらいの長さでライセンスを準備しているようです。
1日や1週間は旅行者への配慮はもちろん、居住者でも自分の住んでいる州以外で釣りをする際は、ライセンスを購入する必要があるためです。
釣りをする場所でのライセンス料金の違い
一般的に淡水とソルトウォーターでライセンス料金を分けています。
ただ海がない州がもちろんあるため、この場合は必然的に淡水のライセンス料金になります。
年齢でのライセンス料金の違い
年齢でライセンス料金を分けている州もあります。
例えば子供はライセンス料金なしや、シニアは、少し安くなる、などがあります。
持っていないとどうなるの?
釣りをする際はフィッシングライセンスを所持しておかないといけません。
所持の仕方は、オンラインで購入した場合、PDFとして持っていたり、お店で購入した場合は、ライセンス現物を所持しておく必要があります。
そして、釣りの最中に州関係者からライセンス提示を求められた際は速やかに提示する必要があります。
もしライセンスを所持していなかった場合は、罰金や禁固刑になるようです。
この辺りも州によって処罰の重さが異なります。
カリフォルニア州の場合は100ドルですし、ミシガン州の場合は50〜500ドル、最大90日間の禁固刑のようです。
購入方法
フィッシングライセンスの購入方法は、一般的に2種類あります。
ネットでの購入
基本的に各州ともネットでライセンス購入できるようにサイトを準備しています。
そこで購入し、登録したメールアドレスにライセンスがPDFとして送られてきます。
それをいんさつあも良いですし、スマホ内に保存しておいても良いでしょう。
大切なのは釣りの最中に州関係者からライセンス提示を求められた際に速やかに提示できるようにしておけば良いです。
店頭での購入
店頭といってもどこで売っているのか?と疑問に思うかもしれません。
基本的には釣具店なら間違いなく売っていますし、州によってはスーパーのような所でも釣具を売っています。
そういった所でもライセンスを購入できるでしょう。
例えばマイヤー(Meijer)にも売っています。
その他の注意点
1年間のフィッシングライセンスの場合、基本的に州によっていつからの1年かを明確にしています。
例えばミシガン州の場合は3月1日からと定めています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アメリカでは様々な条件でフィッシングライセンスの料金に差があります。
またライセンスを釣りの最中に所持していない時の処罰もありますので必ず所持することをおすすめします。
フィッシングライセンスに関する情報は予告なく変更になる可能性もあるため、必ず最新の情報を確認し、適切なライセンスを購入することをおすすめします。
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