これからショアジギングを始めたいけど近くのポイントはサーフしかない。そもそも堤防からの釣りと何が違うの?と疑問に思ったことはないでしょうか?
今回は堤防釣りとサーフフィッシングの違いとサーフのショアジギングにおすすめのロッドを1万円以下、1万円台、2万円台、3万円台と価格帯別にご紹介します。
堤防とサーフのショアジギングの違い
堤防とサーフのショアジギングの違いについては以下の通りです。
足場の安定性の違い
堤防は足元をコンクリートで固められていますが、サーフは砂浜なので足元が不安定で、波に足元をさらわれて転倒する危険性があります。
持って行くことができる道具の違い
堤防は足元がしっかり舗装してあるので、重いクーラーボックスやタックルボックスをタイヤ付きのカートに乗せて釣り場まで持って行くこともできます。
しかし、サーフの場合、タイヤ付きのカートが使用できないので道具を手に持って運ぶ必要があるので、持って行く道具は厳選しなければいけません。
水深の違い
堤防は海に対して突き出しているため、水深が深いポイントまでの距離が短いことが多いです。
しかし、サーフは水深が深いポイントまでの距離があるため、できるだけ遠くまでルアーを届かせる必要があります。
サーフ用ショアジギングロッドの選び方
サーフのショアジギングロッドを選ぶ際に重要な要素としては、長さ、投げれるジグの重さ、硬さ、自重、2ピースor3ピースなどがあります。
それぞれ以下を目安にして頂ければよいと思います。
- 長さ:10ft以上
- ジグの重さ:40〜80g
- 硬さ:MH〜H(メーカーによってはMの硬さでもOK)
- 自重:200〜300g
ロッドによっては2ピースと3ピースのロッドがあります。どちらを選ぶ方がいいのか悩むこともありますので、それぞれの特徴をご紹介します。
2ピースロッドは、継ぎ数が少ないのでロッドを準備する手間が少なくて済みます。
3ピースロッドは、2ピースよりもコンパクトに仕舞えて持ち運びや収納面で優れていますが、準備する手間があります。
ちなみに近年のロッドは剛性も高く、継ぎ目から折れる心配はありません。
サーフでのショアジギングだと2ピースで問題ないです。一般的に車に積めるかどうかだと思いますので。
サーフ用ショアジギングロッドのコスパ最強おすすめ7選
メジャークラフト「三代目クロステージ」(1万円台)
クロスステージはメジャークラフトから発売されているルアーロッド初〜中級者向けのロッドです。
ロッドのねじれに強い新製法「マイクロピッチクロスフォース」を採用し、ショアジギングのパワフルなファイトに対応した、コストパフォーマンスに優れたシリーズです。
CRX-1002MH | ショアジギングでは60g前後のメタルジグを使うことが多いので万能に使用できるモデルです。 迷ったらこれを選んで間違いなしの1本。 |
CRX-1062MH | 60g前後のメタルジグをロングキャストするならこのモデルがおすすめです。また、足場の高い堤防や磯からの釣りでもこのロッドの長さは重宝します。サーフでもっと飛距離を伸ばすことでより遠くの魚にアプローチできます。 |
CRX-1002H | 80g前後のメタルジグをキャストできるモデル。潮流が速いポイントや遠投して大型青物を狙うなら、このモデルがおすすめ。 |
シマノ「コルトスナイパーBB」(1万円台)
錆に強く糸絡みが少ないステンレスフレームKガイドを採用。
ブランクスには強化構造のハイパワーXを搭載しているため、ネジレを最小限に抑制し、遠投性能とパワーを充分に発揮可能。
S100M | 遠投性能と操作性を両立したテクニカルモデル。メタルジグとプラグを快適に扱え、サーフやゴロタ、磯などで回遊魚を狙う釣りに対応します。 |
S100M-3 | 3ピース構造を採用したモデル。2ピースロッドと遜色のない基本性能は取り回しの良いテクニカルモデルとして人気を集めそうです。 |
S100MH | 遠投性能と操作性を兼ね備えたスタンダードモデル。堤防やサーフはもちろん、地磯や沖磯での5kgクラスの青物狙いにも活躍します。 |
S100MH-3 | 利便性の高い3ピース構造を採用したスタンダードモデル。100cm台に抑えられた仕舞寸法は、地磯へのエントリーの際に重宝します。 |
ダイワ「ジグキャスター」(1万円台)
100Mは対応ジグウェイトMAX60g。マイルドな調子と10ftの長さも相まって、遠投性能が高く、サーフなどの飛距離が必要な場所には最適です。
ラインの負荷が最もかかるトップガイドにはSiCリングを搭載。
ブランクスは肉厚な設計ですが、軽量で遠投性が高いため、最初の1本に最適なロッドです。
96MH | MAX80gまでのメタルジグをキャストできるパワフルなスタンダードモデル。オールラウンダーな1本で堤防からサーフまで幅広く使えます。 |
100M | 100Mは対応ジグウェイトMAX60g。マイルドな調子と10ftの長さも相まって、遠投性能が高く、サーフなどの飛距離が必要な場所には最適です。 |
100MH | MAX80gのメタルジグに対応可能。遠投性能が高く、サーフのポイントを広くカバーできるモデルです。 |
100H | MAX100gのメタルジグをキャストすることができる。磯から80g前後のメタルジグや大型のプラグを遠投し、大型青物を狙うのに最適なハイパワーモデル。 |
シマノ「コルトスナイパーSS」(2万円台)
オールダブルフット ステンレスフレームKガイドを搭載。シマノ独自の技術、ハイパワーXによりロッドのねじれを抑制し、キャスト時やファイト時に性能を発揮します。また、持ち運びに便利な3ピースモデルもあります。
S106M | 中〜大型の青物がかかってもしっかりとやりとりができるモデル。MAX60gまでキャスト可能。 |
S106MH | 大型の青物がかかっても安定したファイトを実現。MAX80gまでキャスト可能。 |
メジャークラフト「クロスライド5G」(2万円台)
最新素材「トレカ T1100G」と新製法「R360構造」によって、軽さと感度、強度と反発力を高次元で両立させた1本です。
3万円以下の価格帯でこれだけの技術を搭載しているロッドはなかなかありません。
XR5-1002MH | 堤防や磯からの本格ショアジギングモデル。60g前後のジグの操作性に優れています。小型のダイビングペンシルも操れる柔軟なティップが特徴。 |
XR5-1002H | 磯や激しいテトラ帯での本格ショアジギング対応モデル。大物とのファイトで主導権を与えないバットパワーが特徴的な本格オールラウンドモデル。 |
シマノ「ネッサ XR」(3万円台)
サーフに釣りに行く時、ショアジギングロッドと長めのシーバスロッドをこの1本で済ませることができる、1本で2役をこなすコストパフォーマンスに優れたシリーズ。
ロッドを3ピースに分けることでティップ部は細く、バット部は太く設計できるので軽量に仕上げることに成功。また、各パーツごとに役割を持たせた設計が可能になりました。
ティップ部では操作性を高め、ベリー部ではロッド全体をしなやかにする役割をもたせ、バット部にはファイト時のパワーと遠投性能をもたせる役割を担っています。
シマノ独自の技術「スパイラルX」をさらに進化させた「スパイラルXコア」を採用することにより、軽量化と高強度化を実現しました。
S106MH | 重めのルアーでも軽快に操作可能。
ファイト時の柔軟性とパワーを兼ね備えたブランクスが青物にも十分なパワーで対応可能。また、大型ヒラメがかかっても問題ありません。 さらに驚くほどの軽さが快適な釣りを実現します。 |
S100MH+ | NESSA XRシリーズ最高のパワー重視モデル。
60gのメタルジグをフルキャストすることができる最強パワーロッド。 重めのジグに対応したブランクス設計でありながら、30g前後のルアーも軽快に操作できる、幅広く使える一本。 |
ダイワ「ルアーニスト」(1万円以下)
ダイワルアーニストは狙う魚種別に幅広い番手がラインナップされていますが、ショアジギングですと96MHの番手一択です。
価格も1万円以下なのでお手頃な価格です。
40gまでのメタルジグに対応したMHパワーロッド。元ガイドがダブルフット仕様になっており、シャクリの動作や魚とのファイトにも耐える安心のスペックとなっています。
高級感のあるデザインも魅力のひとつです。
まとめ
いかがでしょうか?
個人的には、最初からそれなりのロッド(できれば2万円以上)を買った方が良いと思います。
特にメジャークラフト「クロスライド5G」がおすすめです。
サーフでのショアジギングがとにかく投げて、巻いての繰り返しで釣の中で長い時間使う道具なので、あまり安いロッドを買って後悔するといけないので。
サーフでのショアジギング用ロッドはたくさん種類があるので迷かと思いますが、上記で紹介したロッドを参考にしていただければと思います。
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