青物ジギングの場合、大型の魚が釣れることもありますので、適切なフィッシュグリップは不可欠です!
釣りを楽しみつつ魚の取り扱いを安全に行うために自分の用途に合ったフィッシュグリップを選びましょう。
この記事では、元釣具店員が厳選した青物ジギング向けの最強フィッシュグリップ5選をご紹介します。
青物ジギング用の最強フィッシュグリップの選び方
フィッシュグリップが必要な理由
- 手を怪我するリスクが減る
- 魚の匂いが付かない
- 魚にも優しい
フィッシュグリップは釣りあげた後に、暴れる魚でも安全に保持することができます。
針を外す時に口元を抑えておくこともできるので怪我するリスクが減ります。
特にサワラのような鋭い歯が有る魚や、毒針を持った魚が釣れた時に手を怪我しない様にすることができます。
また匂いがキツイ魚などはできるだけ触るのをさけたいですよね?そんな時にもフィッシンググリップがあると、ほぼ触らずに魚からフックを外すことができます。
あとは無理にエラ付近や魚体を抑え付けなくていいので魚にも優しいです。
釣り初心者でも安心・安全なフィッシュグリップの特徴
初心者向けのフィッシュグリップは、滑りにくいゴム製のハンドルや耐久性のある素材を選ぶと使いやすいです。
グリップがEVA素材の商品は魚を持ち上げたときに手が痛くならないのでオススメです。
EVAとは、Ethylene Vinyl Acetateの略で、エチレンと酢酸ビニルを共重合体させた合成樹脂で、釣り人の中ではロッドグリップの素材として有名ですね。
青物ジギング用のフィッシュグリップの選び方:重視するポイント
適切なサイズ、適応重量、耐久性で選ぶことが必要です。
また、海水での仕様になるので防錆性も考慮すべき点です。
大きい魚に対して小さいフィッシュグリップを使うと口元に自分のが近くなり暴れたときなど怪我に繋りますので適切な物を選びましょう。
あまりにも安価なフィッシュグリップで魚を掴むと暴れたときに変形し魚を逃したり安全上の問題にも繋がりますのであまりに安い物はお勧めできません。
青物ジギング向け最強のフィッシュグリップ5選
ボガグリップ(Eastaboga Tackle)
オールステンレス製で作られた堅牢なフィッシュグリップです。その超耐錆ステンレスボディは、驚くほど錆びにくく、海水での長期間の使用に耐えます。
アメリカのソルトウォーターフィッシングガイドの間でも人気が高く、その信頼性の高さが広く知られています。
このグリップには、対象魚やアングラーに負担が少なくなるように設計された360度回転機能が備わっています。これにより、魚が暴れてもアングラーや対象魚への負担が軽減されます。
サイズのバリエーションも豊富で対象魚に合わせて4種類から選べます。
青物ジギングだと対象魚が大きいので30ポンドがオススメです。
マグロ等にも対応する60ポンド規格もあります。
参考の情報程度ですが友人はソルトと淡水と両方で使用してノーメンテで10年使っているが錆び一つ付かず動作も良好だと言ってました。
また、中古市場でも値段が落ちにくいのもポイントの一つです。
値段は高価ですが釣り人生において一度買ってしまえば信頼して長く使っていけるアイテムの一つだと自信を持ってオススメできます。
メモリアルフィッシュの口元で一緒に撮影するのにも拍が付くアイテムです。
フィッシュグリップSC285(ダイワ)
全長は約28cmで、重さが227gと少し自重がありますが堅牢なフィッシュグリップです。
グリップ部から先が回転するので魚が暴れたときも腕への負担が軽減されます。
さらに最大10kgまで測れるウエイトスケール付きなので青物の重さを測るには十分だと思います。
先端部はステンレスなので強度的にも安心ですし、先端形状が少し尖っているので魚の口の中にも入れやすいです。
全国どこでも手に入りやすいダイワ製品というのもオススメポイントです。
フィッシュグリップR UE-302 T(シマノ)
4点リンク構造とカム構造で掴んだ魚は離さない。
4点リンクとはバネの力に頼らず魚の重さで閉まりこむ構造です。
筆者的には構造から考えたモノづくりはシマノらしいなと感じます。
カム構造とはアームの不意な動きを制御する機構で、魚が暴れたりなど急に力がかかっても魚を離しません。
カラー展開もブラック、レッド、ダークシルバー、ダークカーキと豊富なので他のアングラーと被りにくいです。
あの村田さんもオススメしていますね。
イージーフィッシュグリップ(スミス)
人気の理由は先端が丸くなっており魚へのダメージが少ないことと、握りこむだけでロックしてホールドしてくれます。
筆者はこの握るという普段やっている動きで掴むことができるのが扱いやすいポイントだと考えます。
新しいモデルはロックが2段階になっていて魚に合わせて調整が可能です。
見た目は鉄っぽくて重たそうに見えますが案外軽量でグリップも滑りにくい設計。
2種類のサイズ展開ですが青物ジギングでは22㎝の一択になると思います。
グラスパーグラディウス2.0 (ドレス)
バタフライナイフのようにクローズ、オープンにできる2wayタイプです。
大型の魚に対応しつつ、156gと比較的軽めの設計。
面白いのはメーカー商品ページにて名前入れサービスも有りますのでオンリーワンが作成可能です。
他のグリップと比べて先端が尖っているので、口が開きづらい魚などの場合、その尖っている部分で口の中に入れやすくなります。
ドレスはデザイン、カラーリングが独特なのでシーバスアングラーの中で人気なイメージです!
ダイソーのフィッシュグリップをおすすめしない理由
先ほど選ぶ時の注意点でも触れましたが、ダイソーのフィッシュグリップは、耐久性があまり高くないので、大きい魚が暴れた場合変形や破損などにより安全性に欠ける心配が有ります。
他の選択肢を検討しましょう。
フィッシュグリップを格納するおすすめホルダー
パズデザイン リップグリップホルダーⅡ
縦横両方の装着用ベルトが搭載されているので取り付け場所を選びません。
ワンタッチでホルダーに装着可能です。
利用者の意見をまとめると、取り外しのしやすさや、取り付け姿勢の自由さ、値段もお手頃など高評価でした。
フィッシングベルトにぶら下げる
専用のフォルダーでなく以下で紹介しているようなフィッシングベルトについているDカンにぶら下げるというのもありですね。
もちろんフィッシングベルトに上記で紹介したホルダーをぶら下げるというのでもOK。
以下の記事ではジギングにおすすめのフィッシングベルトをいくつかご紹介していますので参考にしてみてください。
まとめ
青物ジギングにおいて不可欠なフィッシュグリップのオススメをご紹介してきました。
各メーカーそれぞれ特徴がありますので自分のスタイルに合ったもの、気に入ったものを選んでみてください!
長く使えるものが多いので大事に使っていると思い出がいっぱいできますので持っていない方は是非ご購入をご検討ください!
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