今回は、ジギングの中でも気軽に初心者でも楽しめるスーパーライトジギングでマイボードならではの釣り方や釣果をのばすコツについてお伝えします。
ホームグラウンドは北海道ですが、基本どこでも通じるコツや楽しみ方になります。
ちなみに北海道でジギング??と思われるかもしれませんが、数年前までは多くの北海道の釣り人はこのように思っていました。
実は北海道での青物釣りは以前までマニア的なターゲットの釣りだったのです。
私も数年前までは、アイナメ・ソイ・カレイ・ホッケ・そして寒い冬が来る前の最後の釣りとして秋アジをメインに北海道での釣りを楽しんでおりました。
ですが、近年は地球温暖化などによる青物の回遊ルートの変動により、ある程度の青物が北海道でも釣れるようになって以来、徐々に北海道の釣り人にジギングの人気が出てきました。
よって、ジギングは北海道では比較的新しい釣りになります。
愛艇のヤマハFW-カディの特徴!気ままにスーパーライトジギング
まず、私の釣りパートナーであるマイボートの紹介をします。
ヤマハ FW-カディ(サイズ23ft)
全長6.5m 10人乗りでエンジンは100PL
10人乗りとはいえ4~5人くらいがベストです。
ヤマハ FW-カディは動きやすく、釣りがしやすいをコンセプトに作られていると思います。
収納スペースが豊富にあり、キャビンでは大人2名が横に慣れるスペースもあります。
船首のデッキ(バウデッキ)は、大人2名が余裕で釣りができるスペースもありますし、船尾のデッキ(スターンデッキ)は、デッキ面の凸凹があまりなく釣りやすいです。
この手のフィッシングボートはサイドデッキが狭く、人が動きづらいので、船の前後方向の移動がしにくいです。
ヤマハ FW-カディはこのサイドデッキがフロアー幅35cmぐらいあるので、前後のデッキ間の移動がスムーズにできるのが気に入っています。
フィッシングボートで釣りをすると、釣りの楽しさがワンランク上がりますよ!もちろん、安全には細心の注意が必要ですが。
マイボートでの青物ジギング方法
マイボートは北海道室蘭市にある室蘭マリーナに停泊しています。
ですので、もっぱら室蘭沖での釣りになります。
水深は表層から水深50m前後でサバ・フクラギ・イナダを狙います。
では、私のスーパーライトジギングタックルを紹介します。
マイボートでの青物スーパーライトジギングタックル
水深が表層から50m前後の深さを狙います。
キャストして狙う事が多いのでスピニングリールにしています。
・ロッド:メジャークラフト クロステージ スーパーライトジギング CRXJ-B66SLJ
・リール:シマノ 21アルテグラ C5000xg
マイボートでの青物ジギングおすすめジグやラインシステム
・ライン:PE0.8号 リーダー4号
・ジグ:ジクパラバーチカル TG60~80g
タグステン製メタルジグは沈むのが早いのと着底の感覚も取りやすいのでおススメです。
TGであればタダ巻きでも泳いでくれるので疲れた時は巻くだけでも大丈夫です。
普通のジギングのようにシャクっても大丈夫なので非常に使いやすいです。
タダ巻きからスタートし、あたりが来ない場合はシャックってあげるなど、あたりがある 方でジギングをしていきます。
北海道で狙う青物はもちろんブリ属です。
北海道では30~40㎝は「フクラギ」40~70㎝は「イナダ」80㎝以上が「ブリ」と呼ばれます。
北海道での青物は日本海側を中心に6月頃~11月頃までと長期間で狙えますが、私のホームグランドである室蘭沖(太平洋側)は秋頃に少しづつ釣果があがります。
非常に狙える時期が短い釣りになります。
2021年は天気の悪い週末が続き、ほとんど海に出る事ができませんでしたが、1日のMAX釣果はイナダ3本、フクラギ8本、サバ数十本。MAXサイズは55㎝でした。
大物は釣れませんでしたが、海に出る回数が少ない割には、そこそこの青物釣果で終わりました。
それでは、マイボートでの青物ジギングの魅力についてお伝えします。
マイボートでの青物ジギングの釣果を伸ばす3つコツ
コツその1:ナブラを見つけるところからスタート
ナブラとは小魚の群れが大きな魚に追われて海面にバシャバシャと逃げる様子をナブラと言います。
乗り合いの漁船ですと、実績や漁船仲間の情報を元に旬なターゲット、間違いのないポイントに連れて行ってくれるのでしょうが、マイボートではそのようにはいきません。
ナブラ探しから始まります。
ボートを走らせ、まずは海鳥を探します。海鳥を見つけたらその先にナブラができている事を祈りながら追いかけます。
そして、ナブラと出会ったときは、嬉しさと興奮でアドレナリンが出まくりです。
最高に気持ちが高ぶる瞬間です。
はやる気持ちを抑え、ここで深呼吸です。
コツその2:ナブラの中にはキャストしない
ナブラを見つけた時は大チャンス!
ブリ属などの活性が上がって小魚を追いかけまわしているので、ジグで水面を逃げ惑う魚を演出します。
表層で小魚が群れているので、表層めがけてキャスティング。
逃げる魚のイメージなので基本早巻きです。
タダ巻きでも釣れますが、状況にあわせてワンピッチ、ジグをチョンチョンを動かすしゃくりをしていきます。
ここで注意点!
ナブラの中にはキャスティングしないようにしましょう。
ナブラにジグが直撃する事で群れが沈む可能性があります。
やっと見つけたナブラが台無しになることも・・・
ナブラの進行方向にキャスティングし小魚を演出すればヒット率は上がります。
コツその3:気楽なスーパーライトジギング
ナブラが消えるまでひたすらジギング。
スーパーライトジギングならではの細いラインにしなやかなロッドといったライトタックルを使用しますので、やり取りはとってもスリリングです。
小型の青物はもちろん、大型の青物がかかる可能性もあります。
軽量なタックルやジグを使用するので、体力的な負担もなく、気楽に楽しめる青物ジギングです。
まとめ
この記事ではマイボートでの青物ジギングについてお伝えしてきました。
自分でポイントを探し、自分のペースで気楽に青物ジギングを楽しむことができる。
時には、船上で釣った魚をさばいてお刺身で食べることもあります。
自分が今やりたい事、やりたい釣りをやりたい時に楽しむことができる。
これこそがマイボートフィッシングの最大の魅力です。
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