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ジョイクラフトのインプレ!釣り用2馬力ゴムボートで免許不要

ジョイクラフト オレンジペコ323ワイド 2馬力ボート
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海釣りを楽しみたい時にこんな悩みを感じたことはありませんか?

  • 早朝から場所取りをしなくてはならない為、睡眠不足がきつい
  • 近くで釣りをしている人とのトラブルがストレス
  • 磯から大物を狙いたいが、道のりが険しく磯も危険過ぎる

そんな悩みを全て消し去ってくれる魔法の手段が、ゴムボートでの釣りです。

自分のペースで、誰を気にすることもなく、好きな場所で、自由に釣りができます。

今回は釣り用ゴムボートの中でも筆者が所有する『ジョイクラフト オレンジペコ323ワイド』に焦点を当ててインプレしたいと思います。

私がやっている艤装については以下の記事を参考にしていただければと思います。

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ジョイクラフトのゴムボートを選んだ理由

ジョイクラフトのゴムボートを選んだ理由

なぜ数あるゴムボートメーカーの中からジョイクラフトを選んだのか?

それには以下3点の理由があります。

展示品を見かける機会が多く、馴染みがあった

ゴムボートは海上で命を支えるものです。

釣り具のポイントとのコラボ企画や釣り博などのイベントで実際に見て触る機会が多かったため、安心感は感じることができ、自分が操縦するイメージもしやすかった事が決め手となりました。

HPの製品情報が充実しており、比較検討しやすかった

自分に合ったサイズ・用途・価格帯などを決める上で、HP内で全て完結させてくれるレイアウトが良かったです。

ゴムボートに無知な私でも「何となくこれがいい」という物をある程度絞ってイメージすることができました。

ジョイクラフト公式ホームページ(ゴムボート製品情報)はこちら

デザイン性

レジャー用ゴムボートは赤・青・黄色・迷彩柄など目立つカラーが多いですが、ジョイクラフトのボートはオレンジ×グレーでまとめられておりクールで大人っぽい印象でした。

安い買い物ではない分、バイクや自動車と同様に愛着を持って所有したかったのです。

ジョイクラフトとアキレスのゴムボートを比較

アキレス パワーボートシリーズ

アキレス ゴムボート製品情報

ウッドフロア(ボートの床材が木製)のハイスペックなモデルから入門モデルまでジョイクラフトにはない強みを持った製品もあり、デザイン性も異なります。

(筆者は実際に見て触れる機会に恵まれなかったため、ジョイクラフトを選びました。)

アキレスは水害時のレスキューボートメーカーとしての知名度が高く、ジョイクラフト同様に信頼のおけるメーカーだと言えるでしょう。

その他 安価な海外メーカー

インターネットで色々探して検討しましたが、情報が少なく決定的に「不安」でした。

安い=生地が薄い・弱い つまり安全性に欠けるという方程式は成り立つと思います。

命と安心あってこその釣りです。いくら安くてデザインが格好良くても魅力は感じませんでした。

それでは以下、比較検討したゴムボートのスペックです。

ジョイクラフトとアキレスのゴムボートのスペック比較

※条件:免許不要の全長333cm未満で2馬力船外機対応モデル限定

全長 / 全幅 船内長さ / 船内幅 船体重量 / 気室数
ジョイクラフト オレンジペコ323 323cm / 156cm 235cm / 76cm 37kg / 4気室
アキレス AS-332AL 332cm / 169cm 239cm / 79cm 38.5kg / 3気室
ジョイクラフト グランド305 305cm / 158cm 220cm / 70cm 32kg / 5気室

上記3船比較検討したところ、アキレスAS-332ALは大きく広々としていますが、重量が重すぎると判断したためNG。

ジョイクラフトグランド305は船内がやや狭く荷物や人が載せにくいと判断したためNG。

結果、バランスの良いオレンジペコ323を選ぶ形となりました。

ジョイクラフト オレンジペコ323のインプレ

メリット

海上での安全性と走行時の安定性

4気室(ゴムボート内の空気の部屋が4つに分かれている)タイプなので、海上でのエア漏れや穴あきトラブル時も必ず左右に空気が残る構造となっており、落ち着いて帰港する事が可能です。

海上での安全性と走行時の安定性

走行時の安定性はボート本体の長さ・幅があるほど安定します。

オレンジペコ323は5人乗りの323cm×156cmと大きなサイズなので、横波にも強く安定します。

耐久性の高さ・素材

ジョイクラフトはアドバンスクラス以上になると高密度なポリエステル繊維を使用しておりボディ硬性が非常に高く、その硬性により安定した走行性を得ています。

耐久性の高さ・素材

詳しくはジョイクラフトのスペシャルコンテンツに記載があります。

ではなぜ、ゴムボートに耐久性が必要なのか?

それは過酷な使用環境と釣りをする時の破損リスクにあります。

  1. 真夏の炎天下から気温の低い冬場の釣行を想定
    最低限、気温の変化に耐えられる素材である事。たった数年で劣化してしまって買換え・・・は困りますよね。
  2. 釣り針や魚のヒレがボートに刺さる危険性
    これが怖いです。釣り針は気を付けていれば大丈夫なのですが・・・
    問題はランディング時です。想像してみてください。大型の真鯛が掛かったとしましょう。水面で大暴れして背ヒレがボートに刺さりボートに穴が開き浸水・・・なんて可能性も。

ゴムボートは少しかすった程度では破損しないぐらいの耐久性が必要不可欠なのです。

その点、ジョイクラフトは安心できる品質だと言えます。

高圧電動ポンプがセットになっていて空気を入れやすい

釣行前にゴムボートを組み立て準備をするのはある程度、重労働です。

その作業の中で3mを越える大きなボートに毎回足踏みポンプで空気を入れますか?

私ならその時点でヘトヘトに疲れ果てて釣りどころではありません。

ジョイクラフトはその点も安心で、高圧電動ポンプがセットになっているのでバッテリーを繋げば必要圧まで自動で充填してくれます。

高圧電動ポンプ

積載能力の高さ(広さ)

オレンジペコ323はカタログ上では「5人乗り」と定義されていますが、実際には釣具が船上の大半を占める為、釣りをするなら乗れる人数は実質2人が限界でしょう。

(例)2人で乗船した場合の荷物

  • タックル×4本
  • 大型のクーラーボックス×1
  • タックルボックス×2
  • 食事・飲み物用BOX×1
  • パラシュートアンカー×1
  • ガソリン携行缶×1
  • タモ×1
  • 魚探用バッテリー×1
    など海の真ん中では釣具以外にもたくさんの荷物が必要となります。

つまり、快適に釣りを楽しむ為にはある程度ボート内部の広さも必要なのです。

デメリット

値段が高価

ゴムボートはランク等で価格差があるため比較は難しいですが、一般的にジョイクラフトに限らず、他メーカーでもゴムボート本体・高圧電動ポンプ・ランチングホイール・2馬力船外機・船外機スタンド・携行缶のセットで28万円~33万円ぐらいが相場です。

さらにそこから自分好みの艤装品や魚群探知機を揃えていくと、予算40万円は必要です。

バラ売りを少しずつ揃えるとものすごく割高になってしまうので、必ずセット買いすることをオススメします。

ご参考までに、今回題材にしたオレンジペコ323はアマゾンで購入しました。

重たい・荷物が多い

オレンジペコ323は船体重量32kg。抱きかかえて運ぶことはできますが、正直大変です。

次に重たいのが2馬力船外機18.5kg。形状的に持ちづらく、これも重たいです。

その他艤装品 約10kg×2BOX。ホームセンターで一番大きいタイプのBOXです。

これに+釣具 ・・・ゴムボート全てに言えることですが、やはり重労働です。

全てを積み込める車が必要

上記の荷物を積み込む車が必要です。

街乗りSUVやステーションワゴンではかなり厳しいです。

なので軽トラ・軽バン、普通車ならハイエース等の商用車が望ましいです。

まとめ

オレンジペコ323を例としたゴムボートインプレ、いかがでしたでしょうか?

金額面・荷物の重量・準備など、大変な面は確かにありますが、自分の好きな場所で誰にも邪魔されず釣りができるという喜び、陸からは釣れる可能性が低い大型青物や高級魚。

自分から沖に行くという攻めた釣り方。

そして、貴方しか見ることのできない「絶景」という感動を味わうことができるのがゴムボードフィッシングの魅力です。

その他のおすすめ2馬力ゴムボートは以下の記事も参考にしていただければと思います。

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この記事を書いた人
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山口出身の猫好きアングラー。2馬力ゴムボート(ジョイクラフト)でジギング、キャスティング、タイラバ、落とし込みを楽しんでいます。
私の釣り経験を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます。

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