こんにちは。私は2馬力のゴムボートに乗っており、西日本の日本海側でジギング・タイラバ・SLJの3タックルで釣りを楽しんでいます。
2023年春、こちらの地域の青物は東北に逃げてしまった・・・との噂ですが、釣れないのは私だけでしょうか。西日本の皆さん、最近釣れてますか?
逆に東北の日本海側はブリやヒラマサが爆釣なんでしょうか??非常に気になるところです。
さて、今回はそんなシブい状況下でも釣果をあげるべく工夫をこらした、自分のゴムボートの艤装品を必須装備もまじえてご紹介いたします。
本記事は特に以下の人の参考になると思います。
私が2馬力ゴムボートで楽しんでいるジギングやタイラバのおすすめタックル(ロッド・リール)は以下の記事を参考にしていただければと思います。
2馬力ゴムボートのおすすめ艤装品
ドーリー(ランチングホイール)
まずはこれがなければボートを波際まで運べず、海に発進することもできません。
メーカー純正のノーパンクタイヤです。
こんなシンプルなものですが、買うと恐ろしく高価(約3~4万円)なので大事に扱いましょう。
オール
必須装備です。船外機の故障時や燃料切れ等で動けなくなった時の最終手段です。
オールがなければ陸に帰れなくなり、確実に遭難します。命の保証はありません。
このオールの柄に取り付けるタイプのテーブルが市販されているので、オールそのものを使う頻度はなくても利用価値は十分あります。
フットポンプ
ゴムボート本体のエアーは最低でも3気室以上に分かれている為、1か所から空気が漏れたとしても、すぐには沈まない設計になっています。
しかし、エアー漏れを放置するとまず命に関わりますし、なにより経験した人は分かると思いますがパニックになるはずです。
当然走行性能もガタ落ちし、釣りの続行はほぼ不可能です。
フットポンプはそんな時に、無事に帰る為の応急処置としてその場で手動でエアーを継ぎ足し供給するために必要です。
ガソリン携行缶
2馬力船外機のガソリンタンクはわずか1リットル。
燃料切れに備えてかならず携行缶を積んでおきましょう。
経験上、ガソリン満タン→携行缶半分ほど残して陸に戻り終了、というパターンが多いです。
フラッグ
広大な海の上では、ゴムボートはとても小さな存在です。
そのため他の船に気付かれず、衝突事故が発生する可能性があります。
法律にあるわけではありませんが、事前に大きな船に気付いてもらうため、フラッグを立てる事は必須です。
ボートフック
出航後、ドーリーを引き上げるのに使いますし、上陸する際に使うこともあります。
なければ最悪の場合、海中に手を伸ばしたり、降りる際にずぶ濡れになるハメに・・・
特にかさばる物でもないので、積んでその辺に転がしておきましょう。
パラシュートアンカー(シーアンカー)
釣り中に特定のポイントにとどまる為に必要です。
ただでさえ重たくて多い荷物の中で、金属製のイカリを選ぶのは色んな意味で負荷が大きいです。
金属製アンカーだと3~5kg、水深50m分ぐらいのロープまで積載しなければなりません。
浅瀬での釣りならともかく、ゴムボートではそこまでの係船力は不要だと思いパラシュート型を購入しました。特に不自由した経験はありません。
ロッドホルダー(3連のもの)
筆者は、2馬力ボート釣りをするときは、だいたい以下のような流れでやっています。
- まずはジギングで青物狙い!
- しゃくり疲れたらタイラバでのんびり根魚!
- 反応が悪いなら小さいジグでSLJ!
上記のようなルーティンで釣りをするため、ロッドホルダーは3連タイプのものを購入。
走行中は上下運動の衝撃でルアーが暴れて怪我をしたり、最悪の場合ロッドが折れる可能性もあるので、それぞれにルアーホルダーを付けたほうが良いです。
筆者はタイラバのフックをリールにひっかけて固定したまま走行し、波の衝撃を受けた時にタイラバロッドが折れました。。
この3連ホルダーを2個セット設置すれば、同乗者のタックルとランディング時のタモの収納もOKです。
クーラーボックス・タックルボックス
クーラーボックスは最低でも横幅内寸70cm以上のものでなければ大物を釣っても保管できません。
また、上蓋の部分にクッションを置き座席化、もしくはテーブル化して少しでも荷物を減らしましょう。
また、真夏の海上は日陰がなくかなり気温が上がる為、すこし高価でも保冷力の高いものをおすすめします。
タックルボックスはドカットをカスタムし、ドリンクホルダーや外部収納を取り付ける方が多いようです。
荷物を極力減らすため、使えるものはなんでも利用しましょう。
収納かご
パラシュートアンカー、ロープ類、フットポンプ、水汲みバケツ、血抜き道具などをまとめて収納。
こまごました道具はまとめるに限ります。蓋はないほうが良いですが、軽くて飛ばされやすいためシャックルで船体に固定推奨です。
魚群探知機
必須ではないですが、GPSで自分の位置や釣れるポイントを把握し、ベイトを確認しないとなかなか釣果があがりません。
魚がいないところでルアー泳がせても・・・という事です。
魚群探知機は精密機械であり防水機能があっても破損する可能性がある為、筆者は調理用ジップロックを上からかぶせて大事に使用しています。
また、電池式なので充電池を繰り返し使用しています。
筆者使用機材は定番のHONDEX PS-611CNを使っています。
プランター
植物用のプランターを血抜き中の魚の一時保存用として利用。とても便利です。
一緒に刃物やフィッシュグリップを放り込んでおくのもOK。
これがあるおかげで、不意に大物が釣れた際もその後の対応が楽です。
ミノカサゴなどの毒がある魚が釣れてしまった時にも大活躍。
イレクターパイプ
どこのホームセンターでも安価に買えて、気軽に加工してカスタムできる便利な軽量アルミ材です。
過去にジェットスキーバイクにこの資材を取り付けて釣りをしている人は見かけましたが、同じようにゴムボート上にも取り付けが可能です。加工が簡単なため発想は無限大ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゴムボートで釣りをされる方のほとんどが、色々な工夫をして荷物を載せたり、DIYでオリジナルの艤装をしたりして、いかに便利で快適に釣りをするかを追求していますよね。
これからボートフィッシングを始める初心者の方、玄人でカスタムを検討している方の参考になれば幸いです。
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