夏は青い海と青い空にワクワクする季節です!
この時期にレジャーとして船釣りへ行く方も多いのでは??
船の上ではどこにいても、空からの日差しと海の照り返しが釣り人を襲います。
紫外線は体へダメージを与えますので人間の細胞は回復しようと働きます。
それによって翌日も疲れが残ってなんだかダルい…なんてことも。
また、暑さ対策をしておかないと熱中症にかかってしまい、せっかくの楽しい釣りが台無しです。
そこで、暑い夏にも快適に釣りを楽しむために、元釣具店員が選ぶおすすめの服装をご紹介!
適切な服装を選ぶことで紫外線による一日の疲れを軽減させたり、安全で快適な釣りが可能になります。
釣具店員時代、夏場にお客さんへ提案していたモノや評判の良かったモノをご紹介します。
夏場の釣りの服装選びのポイント
色で紫外線透過率は変わってくる
夏の船釣りでは、衣服の色も重要です。
明るい色や白色の衣服は、太陽の光を反射して涼しさを保ってくれます。
一方、暗い色の服は熱を吸収しやすく、体感的に熱くなります。
紫外線の透過率でいうと黒の方が透過率が低いので肌を焼きたくない方は黒がオススメ!
濃い青色などは透過率が低くて黒ほど熱くなりにくいので一度試してみてください!
筆者個人的にはUVカット率が高い素材の白を着用することが多いです。
直射日光を避ける機能の有無
まず、紫外線カット機能を備えた衣服を選ぶことで、肌への紫外線の侵入を最小限に抑えることができます。
UVカット率が高い素材(UPF50+など)と衣服に掲載されているタイプがオススメです。
また、夏の釣りでは汗をかいたり水しぶきを受けることが多いため、吸汗速乾性のある衣服が快適です。
吸湿性に優れた素材は汗を素早く吸収し、速乾性の高い素材は汗や水を乾燥させるのでべた付きが無く快適です。
これらのポイントを考慮しながら、夏の船釣りに適した衣服を選ぶことで、快適で安心な釣りを楽しむことができます。
夏の船釣りにおすすめの服装や必需品
帽子
直射日光から頭部を保護し、日差しや照り返しによる熱中症や日焼けを予防します。
船の上では同船者との距離が近いので思わぬ事故も多いです。
頭の保護も含めて必須アイテムです。
私が釣具店で働いていた時から、ダイワは近代的なデザインも多く人気でした!
最近人気のシンプルなデザインのキャップタイプ
顔全体から首にかけて日差しを遮るハットタイプ
偏光サングラス
強い日差しや紫外線から目を守ってくれるだけではなく、水面がぎらつく中でも反射を抑えてくれます。
値段が上がるにつれてUVカット効果のあるレンズやフィット感の良いフレーム、選べるデザインも豊富です。
また、船の走行時の風をガードしてくれたり不注意の事故を防ぐことができます。
手ごろな価格でも偏光効果サングラスがありますので、持っていない人は必ず買って釣行に臨みましょう。
赤イカ等の夜に利用するサングラスも出ています。
集魚灯の明るい光の中でも、繊細な当たりを目視しやすくしてくれますので近年人気です!
フェイスガード
首元や顔を保護し、紫外線や風、水しぶきから肌を守ってくれます。
船での走行時、波しぶきや風は避けられません。
フェイスガードはサラッとした着用感のものがオススメで、軽くて通気性の高い素材や口元に呼吸用の穴があるタイプがオススメです!
アームカバー
腕の日焼けを防ぎます。半袖が多い夏ですが腕の露出は出来るだけ防ぐのがベターです。
涼しいと評判だったのがコチラ!
インナーパンツ
水に濡れても快適な素材のインナーパンツは、短パンの下に着用することで直射日光を抑えてくれます。
速乾性と吸湿性のあるタイプが夏にはオススメで、冷感タイプ等も出ています。
特にお客様から買ってよかったとお声を頂いた冷感タイプがこちら!
レインウエア
海の上では急な天候不良は避けられません。
梅雨の時期や、最近はゲリラ豪雨などもあるので、レインウェアは持参することに越したことはありません。
通りかかった豪雨での体温低下を防いだり、朝一や赤イカ釣りなどの夜釣りの時に、走行中寒さを感じたらすぐに羽織れるようBOXへ忍ばせておきましょう!
ファン付きウェア
夏の工事現場で必須アイテムになったファン付きウェア!
さすが現場で鍛え上げられた性能だけに釣りにも効果抜群です。
最近、使っている人も激増していますね♪
風を送り込むファンが内蔵されたウェアは体温を下げてくれたり蒸れを解消してくれます。
晴天無風の日などには絶大な効果を発揮するアイテムです。
注意点としては、利用できる時間に限りがありますので電池残量は気にしておく必要があります。
サンダル
水に濡れても快適なサンダルは夏の船釣りにおいて必須アイテム!
滑りにくいゴムソールタイプがオススメです!
腰巻きライフジャケット
ライフジャケットは船釣りでの必須アイテムです。
大きく分けて肩掛けタイプと腰巻きタイプがあります。
落下時の浮き輪の膨らみ方は肩掛けタイプの方が安心ですが、夏の暑さ対策としては腰巻タイプの方が圧迫感が少なくオススメです。
船釣りで使用できるライフジャケットは国土交通省認定の桜マークがついたモデルだけです!
今回は認可の降りているモデルだけご紹介しています!
日焼け止め
皮膚を紫外線から保護し、日焼けや肌のダメージを防ぎます。
汗や水しぶきを受けるので水に強いものがオススメです。
隠しきれない顔や首、手の露出部分に塗ることで、日焼けを予防できます。
「クールネックリング」で首がヒンヤリ
首に巻く保冷剤は体温の調整に役立ちます。
クーラーボックスに忍ばせておくと安心です!
保冷剤
夏場の船釣りで、必需品の一つは氷です。
せっかく釣った魚も氷がないと腐ってしまいます。
そこで氷と一緒に使うことで、氷の持ちを良くするのが保冷剤です。
ほんとこれがあるないでは全然違います。
ベストはブロック氷2~3つに対し、保冷剤「がつんと氷るくん」を2つほど入れることで圧倒的に氷が融ける時間を遅らせることができます。
少し多めの食料
筆者は小さいボートを所有してるので痛いほど分かるのですが、エンジンのトラブルは避けられないものです。
いろんなパーツが組み合わさってエンジンが動いていますのでどうしても機械トラブルが起こります。
遊漁船の船長さんは十分に点検や整備をしてくれていますが、必要より1,2食分多く水分や食料を用意しておくこともお忘れなく!
万が一でも、レジャーで行く海域なら救助されますのでご安心ください!
まとめ
夏の船釣りでの服装や必要な物をご紹介してきました!
釣具店にいたときに、初めて釣りに行く方や普段あまりアウトドアをしない方からも多かった質問です。
適切な服装をすればより一層、釣りやアウトドア全般を楽しめると思います!
熱中症にかからないよう十分に準備して夏の船釣りを楽しみましょう!
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