東京湾、伊勢湾、大阪湾などで人気沸騰中の釣りにサワラキャスティングがあります。
釣って良し、食べて良しのサワラですが、湾奥ではブレードジグやミノーを使っての釣りが主流になっています。
ブレードジギングでは各メーカーから専用ロッドが発売されており、今回ご紹介するのはレジットデザイン社のスクアドSKS70MH+ブレードジグスペシャルです。
このメーカーはサワラゲームの専用ロッドを早くから出されていて、このロッド以外にもミノーのジャーキング用として、私自身、スクアドSKS611M+やSKS75M+を使っています。
ということで、本記事ではスクアドのロッドを愛用している筆者がSKS70MH+ブレードジグスペシャルのインプレということで、SKS611M+やSKS75M+や他のブレードジグ用ロッド(グラップラータイプブレード)などと比較しながらご紹介したいと思います。
ちなみにこれからサワラキャスティングを始めようと思っている人は以下のタックルの記事を参考にして頂ければ嬉しいです。
レジットデザイン スクアドSKS70MH+ブレードジグスペシャルのインプレ
SKUADサワラのラインナップ
まずはSKUAD SAWARAシリーズのラインナップを見ながらSKS70MH+ブレードジグスペシャルの位置づけを見ていきましょう。
SKUADサワラはブレードジギングとミノー用でそれぞれ2種類、計4種類あって、それぞれのスペックは以下になります。
製品名(Product name) | 全長 (m) |
標準自重 (g) |
アクション | グリップ長 (mm) |
継数 (本) |
適合ルアー (g) |
適合ライン (号) |
カーボン (%) |
価格 (税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SKS70MH+ SAWARA Blade Jig Special |
2.13 | 132 | MF | 375 | 2 | 100 MAX. | PE#3 MAX. | 90 | 31,500 |
SKS62M+ SAWARA Technical Blade Jig Special |
1.88 | 118 | – | 350 | 2 | 100 MAX. | PE#3 MAX. | 100 | 39,600 |
SKS611M+ SAWARA Jerking Special |
2.11 | 140 | – | 300 | 2 | 60 MAX. | PE#2 MAX. | 100 | 39,600 |
SKS75M+ SAWARA Minnow Special |
2.26 | 128 | MF | 350 | 2 | 60 MAX. | PE#2 MAX. | 90 | 31,500 |
SKS611M+とSKS75M+のインプレは以下の記事を参考にしていただければと思います。
SKS70MH+ブレードジグスペシャルとSKS62M+テクニカルブレードジグスペシャルの比較
SKS70MH+とSKS62M+の大きな違いは何と言っても長さです。
SKS62M+はサワラロッドとしては短い設定になっていて、船に乗った状態で海面を気にすることなくアンダーキャストができる長さになっています。
東京湾などの乗合船でアンダーキャストがルール化されているのでそれを意識した設定なのかもしれません。
ただ東京湾の乗合船は大型であることが多く、SKS70MH+でも全く問題なくアンダーキャストできます。
ちなみに以下の動画は東京湾のサワラ乗合船「深川吉野屋」さんで釣行した時の動画で、13:15あたりからSKS70MH+でアンダーキャストしていますので参考にしていただければと思います。
グラップラータイプブレードとの比較
シマノのグラップラータイプブレードとスペック比較すると以下のような感じです。
製品名(Product name) | 全長 (m) |
標準自重 (g) |
継数 (本) |
適合ルアー (g) |
適合ライン (号) |
価格 (税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|
SKS70MH+ SAWARA Blade Jig Special |
2.13 | 132 | 2 | 100 MAX. | PE#3 MAX. | 31,500 |
SKS62M+ SAWARA Technical Blade Jig Special |
1.88 | 118 | 2 | 100 MAX. | PE#3 MAX. | 39,600 |
グラップラータイプブレード S70-0 |
2.13 | 114 | 2 | 60 MAX. | PE#1.5 MAX. | 30,000 |
グラップラータイプブレード S68-1 |
2.03 | 114 | 2 | 90 MAX. | PE#2 MAX. | 30,000 |
特に大きな差があるとすると適合ルアーの重さになります。
また継数がどれも2本なのですが、継ぐ場所がスクアドはグリップの根元なのに対し、シマノのグラップラータイプブレードはロッドセンターになります。
個人的には継ぐ場所がグリップの根元の方が強度的も有利な気がしていて好みです。
グラップラータイプブレードのインプレは以下の記事を参考にしていただければと思います。
グリップ長さは42cmで安定したリトリーブができる
上記の通りグリップ長さは約42㎝で以下のグラップラータイプブレードS68-1の40cmとほぼ同等です。
これによりグリップを脇でしっかりと固定できるのでぶれることなくブレードジグをリトリーブすることが可能です。
継手はグリップ脱着式タイプ
少し前述しましたが、継手は上記の通りグリップ脱着式タイプなので強度的にも安心です。
ガイドは大口径で糸抜けバッチリ
上記は下がSKS70MH+で上がSKS611M+ジャーキングスペシャルです。
これを見るとどちらとも同サイズの大口径ガイドを採用していて、キャスト時の糸抜けの良さを考慮した設計になっています。
ガイド数は全部で8個
ガイド数は全部で8個になっています。
上の写真で左からSKS70MH+、SKS611M+、SKS75M+の順番です。
これを見るとSKS70MH+とSKS75M+のガイド数が8個、SKS611M+が7個になっています。
レジットデザイン SKS70MH+ブレードジグスペシャルの実釣動画
以下はSKS70MH+で90cmのブリを釣り上げた時の動画です。
釣った方のテクニックもありましたが、90cmのブリがものの数分でいとも簡単に上がってくるのにはびっくりしました。
さすがにサワラはブリほど引かないので、サワラにとってもパワーは申し分ないですね。
SKS70MH+はどこで買える?
SKS70MH+は釣具屋やアマゾン、楽天でも買えます。
個人的にはアマゾン、楽天で買うと貯まったポイントで釣具購入もできるのでおすすめです。
SKS70MH+インプレまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はSKS70MH+ブレードジグスペシャルのインプレを以下の内容でご紹介しました。
- SKUADサワラのラインナップ
- SKS70MH+ブレードジグスペシャルとSKS62M+テクニカルブレードジグスペシャルスペシャルの比較
- グラップラータイプブレードとの比較
- グリップ長さは42cmで安定したリトリーブができる
- 継手はグリップ脱着式タイプ
- ガイドは大口径で糸抜けバッチリ
- ガイド数は全部で8個
- レジットデザイン SKS70MH+ブレードジグスペシャルの実釣動画
今後、釣行を重ね新たなインプレの内容があれば追記していきたいと思います。
SKS70MH+については以下のレジットデザインさんの公式ホームページも合わせてご覧頂ければと思います。
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