愛知県の渥美半島の大山沖では4月後半から7月はイサキ釣りのシーズンです。
大山沖のイサキは良型で脂ものっていることから、刺身や塩焼きで食べると美味しく、非常に人気のある釣りです。
年によって時期に変化はありますが、特に6月は大山沖にある人工漁礁にイサキが産卵に来るということで、産卵前のイサキは比較的釣りやすいです。
そのため、平日でもイサキ狙いの釣り船は予約が取りにくい状況になります。
そんな中、今回ご紹介するのはイサキ釣りを得意としている愛知県の片名漁港から出船している釣り船「おざき丸」です。
船長歴10年の経験豊富な船長がイサキが釣れるポイントを熟知していておすすめです。
おざき丸の設備、特徴や評判、イサキの仕掛けや釣り方をご紹介します。
愛知県の片名漁港の釣り船「おざき丸」の評判・口コミ
おざき丸の基本情報(料金、予約方法、出船場所など)
まずはおざき丸の基本情報から見ていきましょう。
料金 | 中物乗合(イサキ、タチウオ、カワハギ、フグ等) 大人1名7,500円 中学生以下5,500円 (エサ、氷付き、仕掛け別) |
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出船時間 | 11~3月:午前6:30(沖上がり午後 12:30) 4月:午前5:30(沖上がり午後 12:30) 5~8月:午前5:00(沖上がり午後 12:00) 9~10月:午前5:30(沖上がり午後 12:30) |
出船場所 | 片名漁港 |
駐車場 | 船の前に無料駐車場あり |
予約方法 | 090-2342-0877 |
貸切 | 季節や人数等で異なるので船長へ電話 |
貸竿 | 1,000円/1本 電動リール2,000円 |
仕掛け・オモリ | 船内にて販売 |
おざき丸は大型の乗合船なので、広々としていますし、悪天候にも強いですよ。
価格にエサと氷が含まれているのがうれしいですね。
例えば、伊勢湾ジギング船ですと、料金が10000円で氷なしなので、それと比較してもコスパ高いです。
更に愛知県の大型乗合船の特徴かもしれませんが、釣りが終り船を降りるとお茶などの無料サービスがあるのも嬉しいところ。
なんというホスピタリティ精神!
氷は受付時に受け取り、エサは乗船後にもらえます。
受付は船の前にあり、出船時間の1時間前からできますので、早めに受付をすませて、船長や他の釣り客と情報交換するのも楽しいです。
出船の30分前までに乗船しておく必要があります。
おざき丸の予約方法は他の釣り船と同じように携帯電話に電話する方法です。
個人的には、電話よりラインやショートメッセージでの予約になれば良いのにと思っていますが、若い船長は少しずつライン対応も増えてきてますよね。
ちなみに、これは当たり前のマナーとして当日の無断キャンセルはキャンセル料がかかるので、キャンセルする場合は早めに連絡しましょう。
おざき丸は電動リールまでレンタルできる!
おざき丸では、電動リールを2000円でレンタルできます。
電動リール以外のリールとロッドのレンタルが一般的ですが、電動リールをレンタルできるのは嬉しいです。
たしか電動リールのレンタルは2台だったと思うので、早いもの順ですね。
そのうち1台はシマノのプレイズ400だったと記憶してます。
イサキ釣りで水深が深いときなどは電動リールが重宝しますし、結構皆さん電動リールを使われています。
こちらも有料ですが、仕掛けや重りなども足りなくなった場合、船上で販売しているので、助かります。
初心者の方の場合、持ってきた仕掛けの針のサイズが合わなかったり、お祭りで仕掛けが切れてしまったりするので、そういう場合にも船上で仕掛けを買えます。
仕掛けの購入や釣り方、エサの追加(無料)など釣りをしている最中に困った場合は、とにかく船長に相談しましょう。
快く対応頂けますよ。
おざき丸のトイレやキャビンなど設備について
船の前後2か所に水洗トイレがありますので、女性にも安心です。
船の後ろに広めのキャビンがありますので、水しぶきがかかる場合はキャビンにいると安心です。
ただコロナ禍でもあるので、窓は開けるなどして喚起をすることが必須です。
だいたい誰かが気付いて窓を開けますが、開いていない場合は率先して窓を開けることをオススメします。
結構、窓開けは躊躇したりもしますが、コロナにかかるよりましですよね。
一番安全なのは、水しぶきで濡れても大丈夫な恰好や防寒対策をして外にいることですが。
釣り座も広々していますよ。この黄緑が好きです。
デッキも広々。
以前は船内は黄緑でなく、水色だったんですよね。
船にゴミ箱もあるので、ゴミを海に捨てたりは避けましょう。
船から降りると手洗い用の水道もあるので、コマセ臭くなった手も石鹸で洗い流せるのが嬉しいです。
そうしないと車のハンドルが大変なことに。。
おざき丸はトラフグをさばいてくれる
意外と知られていないのが、愛知県が天然のトラフグの漁獲量が全国有数であるということ。
10月~2月のトラフグのシーズンにはフグ料理が人気です。
おざき丸では船長がフグ処理師の免許を持っているので、希望者は船長が独の部分を取り除いてさばいてくれます。
もちろん、イサキなどの美味しい食べ方やさばき方をご存知なので聞いてみると良いですよ。
おざき丸の出船は片名漁港から
おざき丸の出船は南知多の片名漁港からです。
名古屋から高速使って50分ぐらいです。道も分かりやすいので迷わないと思います。
おざき丸から車で2分ぐらいのところにコンビニもあるので、食べ物や水分なども買えます。
おざき丸の狙う魚と最新釣果
おざき丸の最新釣果は以下のおざき丸の公式ホームページでも確認できます。
過去の釣果もストックされているので去年はどうだったかな?など見ることができますよ。
やはり事前に調査して、イサキのベストシーズンに釣りに行きたいですよね。
その他にもおざき丸の船長のアメブロもありますので、こちらも参考にしてみてください。
イサキ釣りおすすめタックル
ざっくりですが、私も使っているイサキ釣りでおすすめのロッドとリールをご紹介しておきます。
まずロッドはTsulino LAWAIA BOAT 7:3 230です。
コスパがよく、フルグラスソリッドなので波の揺れを上手く吸収してくれ、バラシを減らしてくれるんです。
リールは、これから始める方にはやはり電動リールがおすすめです。
こちらもコスパ重視ならシマノ(SHIMANO) 電動リール 19 プレイズ 600です。
これにPEライン2号、300mは巻きたいところです。
水深が深くなるケースもあるので電動リールだとラクラク巻き取りができますよ。
大山沖イサキ釣りの仕掛けおすすめ
出典:中日スポーツ
イサキのおすすめの仕掛けは上記になります。
道糸はPEラインの2号か3号、カゴはレギュラーサイズを使用し、クッションゴムは1.5mmを30cmぐらい。
オモリは80号を使用しています。
売っている仕掛けでお気に入りなのは、ハヤブサ(Hayabusa) 海戦ショート吹き流しのケイムラスキンの2号です。
これに喰いが渋いときは一番下のスキンを取って、そこにオキアミを付けると喰いが良くなるので試してみてください。
イサキのオススメの食べ方
イサキのオススメの食べ方は、なんといっても刺身や塩焼きでしょう。その他は唐揚げなど何でも
大型のイサキになると40cmを超えてくるのでお刺身がおすすめです。
出典:釣具のイシグロ
またイサキの産卵シーズンですと白子も絶品ですよ。釣ったイサキは新鮮ならではの味わい方ですね。
出典:釣具のイシグロ
イサキのさばき方や刺身、白子の食べ方など、以下の釣具のイシグロのホームページが分かりやすかったです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
魚はそれぞれ旬の時期があるので、そこを狙って大漁そして美味しく食べたいものです。
イサキのベストシーズンは6月なので、それに備えて準備しましょう。
真鯛や青物を狙う場合は、おざき丸と同じく片名漁港から出船している青物ジギング・タイラバ船ならブルードラゴンがおすすめです。
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