伊勢湾では、特に秋になると青物をジギングで釣る釣船で賑わいます。
伊勢湾ジギングと呼ばれ人気の釣りです。
船に乗り、ジギングでブリ、サワラなどの青物を釣るという事で、魚の引きも十分でエキサイティングですし、青物はお刺身など食べても美味しいのが人気の理由です。
ジギング用タックルはそろえる必要はありますが、出船してからポイントまで40分ぐらいなのでお手軽に始められます。
今回は伊勢湾ジギングをはじめてやる方のために、おすすめのジギング船、ジグ、タックルをご紹介ます。
伊勢湾ジギングの時期
伊勢湾ジギングのハイシーズンは年によってズレることはありますが、だいたい10月〜12月で1月、2月は寒ぶりと呼ばれるように大型の脂ののったブリが釣れます。
3月でも青物爆釣なんて事も良くありますね。
ようはハイシーズン以外でもポツポツ青物は釣れるので、伊勢湾ジギング船ではメインで釣る魚種は、季節に合わせて変わるものの、一年通してジギングで青物は釣れています。
例えば、3月のメインはタイラバで真鯛を釣るのですが、その日の様子を見て朝イチだけ青物のジギングをやるみたいな事も良くあります。
この辺りは後でもご紹介する伊勢湾ジギング船の船長の采配によるので釣りに行く前に電話などで確認しておくと良いでしょう。
せっかく青物がジギングで釣れるのにタックル持ってこなかったとならないように…
伊勢湾ジギングで釣れる魚たち
伊勢湾ジギングで釣れる魚ですが、やはりメインはブリ、ワラサ、サワラといった青物です。
引きも強いですし、食べても美味しいので人気があります。
それ以外ですと、タチウオ、ヒラメ、タイラバでの真鯛、少しレベル上がりますがビンチョウマグロのトンボジギング(通称トンジギ)になります。
ブリ、ワラサ
サワラ
タチウオ
真鯛
ヒラメ
ビンチョウマグロ(トンボ)
伊勢湾ジギング遊漁船のおすすめ・評判まとめ
ここでは愛知県の伊勢湾ジギングを専門にしている遊漁船についてご紹介します。
船長の特徴
本記事で紹介している船長たちは基本良い方ばかりですが、それでも人それぞれ個性はあります。
電話の対応があまり良くない人もいますし、良くても実際の船上だと無口で、ポイントに着いて水深を告げるぐらいしか喋らない人もいます。
釣り人のモチベーションを上げるようなアナウンスをちょくちょく入れてくれる船長は個人的に好きです。
予約の電話に対して折り返さない人はお客を大事にしない傾向があります。
というかそもそも電話予約、しかも携帯電話で予約しろなんていう船長もいます。
電話代かかるっつうの!
もうちょっと、釣船もIT使って欲しいなと思ったりします。
今の時代、LINEとか色々とあるでしょうに、お客の事を考えない船長もいますね。
それでも若い船長はLINE予約可能にしてくれたりもしますが。
色んな釣り船を乗り比べていると接客の違いも見えますし、ちょっと改善するだけで人気No.1になれるのにと偉そうに思ったりもします。
ジギング船の料金相場
伊勢湾ジギング船の料金相場は10000円/人になります。
伊勢湾ジギングは伊勢湾の入口(伊良湖岬沖)になりますがトンジギは伊勢志摩沖になり、より遠くなり、燃料代もその分かかるので12000円〜16000円ぐらいが相場です。
ようはポイントまでの距離に比例して料金も変わるという事です。
ジギング船の出船場所
愛知の伊勢湾ジギング船の出船場所はほとんどが知多半島の先端から出船します。
具体的な漁港名でいうと、師崎漁港、片名漁港、大井漁港、内海新港、などです。
渥美半島の赤羽根漁港から出船している船もあります。
伊勢湾青物ジギングのポイントは、どの船で行っても同じで、出船からだいたい40、50分ぐらいでポイントに到着します。
伊勢湾ジギング船はトンジギも対応している所が多いので出船場所も同じです。
三重県のトンジギ船だと鳥羽あたりから出船している船もあり、そちらの方が愛知の漁港から出船するよりポイントまでは近いです。
伊勢湾ルアー船連合のジギング船
愛知県には伊勢湾ルアー船連合というのがあり、主に知多半島から出船する13のジギング船から構成されています。
この伊勢湾ルアー船連合では毎年、伊勢湾ジギングバトルというものを開催していて、伊勢湾ルアー船に乗って大物を釣り上げると賞金や景品がもらえます。
一位は賞金30万円です!
伊勢湾ジギングバトルの詳細は以下です。
内海新港の「ありもと丸」
知多半島の内海新港から出船。船長明るくてよくしゃべる!
河和港から出船のガレワン号
同じく知多半島の河和港から出船のガレワン号です。
ジギング用タックルやジグのレンタルもそろっており、手ぶらで行きたい人や初心者に超オススメです。サービスの種類はピカイチですよ。
なんとトンジギ用タックルとジグのレンタルまであるそうな!
詳しくは以下の記事で。
大井漁港の正将丸
知多半島の大井漁港から出船。
大井漁港の政宝丸
知多半島の大井漁港から出船。
大井漁港のSora
上記でご紹介した政宝丸さんの息子さんの船です。
出船場所は同じく大井漁港から。
詳細や釣行動画などは以下の記事も参考にして頂ければと思います。
大井漁港のレオン
知多半島の大井漁港から出船。
赤羽根漁港の「ぽん助丸」
渥美半島の赤羽根漁港から出船。
師崎漁港のラッシュ
知多半島の師崎漁港から出船。タイラバの時期はタイラバ専用船になります。
師崎漁港の「まとばや」
知多半島の師崎漁港から出船。
片名漁港のブルードラゴンとブルードラゴンZ
知多半島の片名漁港から出船。
お父さんと息子さんでそれぞれブルードラゴンとブルードラゴンZという2隻で出船してます。
伊勢湾ジギングにおすすめのジグ
伊勢湾ジギングにおすすめのジグは、なんと言ってもCB ONEのクイックゼロワンは外せません。
ただ非常に人気のジグなのでなかなか手に入らないのが辛い所です。
重さは150g、180g、200gを持っておけば間違いありません。
このクイックゼロワンは基本はフォールで食わせるジグなので、着底したら10mぐらいまでを巻いては、またフォールさせての繰り返しです。
アクションは、その日に合わせて色々と試してみると良いでしょう。
もう一つ、おすすめのジグを挙げるとするとダイワのTGベイトです。
こちは、数はあるのですが値段が高すぎるのが辛い所です。
TGベイト1つで他のジグを2つ買えてしまいます。
伊勢湾ジギングにおすすめのタックル
伊勢湾ジギングのおすすめタックルは基本はベイトタックルです。
前述したおすすめジグのクイックゼロワンを使ったスロージギングのスタイルなので、スピニングタックルだとやりづらいです。
意外とタックルが重要で、ベイトタックルでないと釣れないなんていう日もあったりします。
リトリーブのスピードなどが関係していると思いますが。
ジギングタックルは有料ですがレンタルすることもできます。
ただ、ほとんどの釣船の場合はスピニングタックルのレンタルです。
その他に釣具屋のフィッシング遊でもレンタル可能です。ベイトタックルもありますよ。
伊勢湾ジギングにおすすめのタックル(リール、ロッド)は以下にもまとめてありますので参考にしていただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はこれから伊勢湾ジギングを始めたい人のために、おすすめのジギング船やタックル、ジグなどをご紹介しました。
それでも釣りなので釣れない時もありますが、そこは通いながら釣れるコツを身につけていくしかないのかなと思っています(自戒の念も込めて)。
今後も伊勢湾ジギング船の評判、口コミを紹介していこうと思います。
コメント