23年春、フィッシング遊の釣具ブランド「ファンツール」からサワラキャスティング用ロッドが発売になりました。
その名もタナロア ボートキャスティングS76ML!
本当は去年の秋に発売予定だったのですが色々と調整事項が出て23年春になったとのこと。
私自身、伊勢湾でのサワラキャスティング用にロッドを探していたので楽しみにしていまして、春のサワラシーズンのタイミングで購入しました。
今回は、そのタナロア ボートキャスティングS76MLのインプレということで、先日の伊勢湾サワラキャスティングでメーター級のサワラを釣ったときに感じたことなどをレビューしたいと思います。
購入を検討している方の参考になれば幸いです。
フィッシング遊の釣具ブランド「ファンツール」とは?
ご存じない方に念のためということで、ファンツールとは、フィッシング遊の釣具ブランドです。
フィッシング遊は愛知、三重、静岡を中心に20店舗近くの釣具屋を展開していて、この3県にお住まいの釣り人であれば知っているといった釣具店です。
ファンツールからはロッドやルアー、小物類などが売られていますので以下のホームページをのぞいてみると良いと思います。
フィッシング遊、ファンツールは両方ともインスタがあるので、そこから最新情報をゲットできますよ。
タナロア ボートキャスティングS76MLのインプレ
それでは本題のタナロア ボートキャスティングS76MLのインプレにいってみましょう。
サワラキャスティングと言えば、最近はブレードジギングも盛んですが、本命はミノーを使った釣りかと。
このタナロア ボートキャスティングS76MLはサワラキャスティングで良く使う10~14cmのミノーの使用を前提とした最適な設計になっているとのことで、たしかにミノーを動かしやすかったです。
ブレードジギングもやってみましたが、問題なくできましたよ。
インプレの詳細は後述しますが、まずは基本スペックから見ていきましょう。
基本スペックから感じるところは以下のようなところかな。
- 長さは乗合船で最大限
- 軽い
- 手が出しやすい価格
- サワラキャスティングに適してる
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | Lure wt. (g) | 適合Line (PE) | 価格(税込み) |
2.28m | 2本 | 179cm | 130g | 18~35g | 0.8~1.5号 | ¥16,280 |
ミディアムライトアクションでサワラのバラシ低減
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上記のインスタ画像は伊勢湾でタナロア ボートキャスティングS76MLを使ってメータージャストのサワラを釣り上げたときのものです。
ロッドの硬さがミディアムライトアクションということで、バッド部分までしっかりと曲がってくれて、何度もサワラの突っ込みを吸収してくれました。
いやー、このサワラは最後までめちゃめちゃ粘るんでヒヤヒヤでした…
サワラとのやり取りの一部始終の動画は記事の最後の方からどうぞ。
ミノーが良く飛ぶ
ミディアムライトアクションなので、ある程度ロッドの弾力を活かして、ミノーを遠投できます。
私は、12~14cmのミノーを多用するのですが、良く飛びますよ。
キャスト時のライン抜け(ライン放出)もスムーズだと思います。
リアグリップの長さもちょうど良い
ロッドのリアグリップの長さは約38cmあり、両手でキャストしやすいですし、ファイト中に脇に挟めるので大物とのやり取りもパワー負けしません。
以下はベイマチックのサワラ専用ロッドBMTS-75M+と並べた画像です。下がタナロア ボートキャスティングS76MLです。
BMTS-75M+のリアグリップの長さは約32cmぐらいなので、その長さだとファイト中に脇に挟むまで長さがない感じです。
もちろんこちらも良いロッドなのは言うまでもないですが。
ミノーのジャークやトゥイッチも問題ない
個人的に気になっていたのは、ミノーのジャークやトゥイッチがやりやすいかどうかでした。
前述したようにリアグリップが長めなのと、硬さがミディアムライトなのでジャークやトゥイッチがやりづらいかも?と心配していましたが、全く問題ありませんでした。
私はバーティスR 140Fを良く使いますが、ジャークやトゥイッチも問題なくでき、しっかりとダートしてくれていました。
サワラキャスティングにおすすめのジャーキングミノーは以下の記事にもまとめてあります。
値段もお手頃
値段は約17000円なのでサワラキャスティングロッドの中では安い方だと思います。
それでいながら細部まで他メーカーのロッドの良いとこ取りされていて、サワラキャスティングに大切な要素が詰まっているので個人的には買いだと思いますよ。
2.28mの長さもちょうど良い
長さは2.28m(7フィート6インチ)で、乗合船でキャスティングするには最大の長さだと思います。
これ以上長いと危ないですし、かといってキャストの飛距離(キャスタビリティ)も欲しいので個人的にはちょうど良い長さだと思います。
バッド部で繋ぐタイプ
他のメーカーのロッドですとロッドの中間あたりで繋げるタイプが多いですが、タナロア ボートキャスティングS76ML(上の画像右側)はバッド部で繋ぐタイプです。
技術的に詳しいことは分かりませんが、以前メーカーでリール設計をしていたころ、ロッド設計の担当者がロッドを中間部で繋ぐのは技術的にも結構繊細だとぼやいていたのを思い出します。
デザインも気に入ってます
私はサワラ用リールとしてツインパワーを使っているのですがタナロア ボートキャスティングS76MLのリールシート部などのゴールド色とマッチしていて気に入っています。
リールの番手のおすすめは、ファンツールさん曰く、3000-4000番との事ですが、ツインパワーの5000番でもタックルバランス的に違和感は無かったです。
ロゴも良いですね。
ロッドケースはソフトタイプ
ロッドケースは上記のブルーのソフトタイプです。
ボートキャスティングS76MLのインプレ動画!メーターサワラとのやり取り
以下は実際にタナロア ボートキャスティングS76MLを使ってメーターサワラを釣り上げたときの動画です。
詳細のインプレは前述したとおりですが、以下の動画では言葉では言い表せられないロッドの曲がりなどを見て頂けると更にこのロッドのイメージがわくと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、タナロア ボートキャスティングS76MLのインプレをまとめてみました。
まだ釣行一回の実績で経年劣化などは分かりませんが、購入の検討材料になれば幸いです。
伊勢湾では春、秋がサワラキャスティングのシーズンなのでこれからもこのロッドを使い倒していきたいと思います。
伊勢湾サワラキャスティング船は以下にまとめてありますので参考にしていただければと思います。
おすすめタックル情報は以下にまとめています。
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