皆さん、雨天時の岸での釣りや船釣りの時のウェアは何を着ていますでしょうか?
夏でも雨には濡れたくないですし、秋、冬、春はなおさら濡れたくないですよね。
雨で寒い思いをしていては折角の楽しい釣りが台無しです。
そこで、今回は私はオフショアジギングやその他の船釣りなどでも愛用しているワークマンのストレッチレインスーツ「イナレム」をご紹介します。
イナレムは、防水性や蒸れないといった性能に優れたレインスーツで、ストレッチ性もあるので私が最近はまっているサワラキャスティングやオフショアジギングなど体全体を動かす釣りでも動きやすいです。
ムレナイを反対から読んでみてください!
そうです!
イナレムですよね!
こんな洒落っ気たっぷりのネーミングを持ったイナレム!私も気に入っているイナレムのインプレをしていきたいと思います。
ワークマンの真冬用の防寒着をお探しの方は以下の防水防寒着「イージス」がオススメです。
雨天の釣りに最適なレインスーツ「イナレム」のインプレ
そもそもイナレムはAEGIS(イージス)という防水性を備ワークマンの代名詞的ブランドの中で展開されるストレッチレインスーツです。
イナレムというワークマンが独自開発した蒸れを防止した高い透過性と、防水性を備えた高機能透湿防水素材です。
釣りの防水性を持ったウェア素材として有名なものにゴアテックスがありますが、その性能と比較しながらイナレムの凄さを見ていきましょう。
高い防水性、透過性で快適に釣りができる
なんといってもイナレムでイチオシ性能は防水性と透過性です。
以下にイナレムとゴアテックスの耐水圧と透湿度の数値を比較してみました。
耐水圧(防水性) | 透湿度(ムレ防止) | |
イナレム | 20000mm | 25000g/㎡・24hrs |
ゴアテックス | 45000mm以上 | 13500g/㎡・24hrs以上 |
これを見ると耐水圧はゴアテックス、透湿度はイナレムが優れていますね。
ここで耐水圧20000mmや45000mmというのがどれぐらいかというと、雨はどれだけ強くてもせいぜい1000~1500㎜と言われていて、耐水圧20,000㎜以上というとだいぶ雨に対しては余裕を持った数値になっています。
実際に1500㎜以上の水圧の雨が降ってくると、痛くて立っていられないと言われています。
釣り船に乗っていても船が移動中はそれなりの海水が当たり、水圧も感じますが、すごく痛いと感じたこともありません。
なので、イナレムの持つ耐水圧20000mmで釣には十分な性能ということになりますね。
高性能でありながら価格が安いのが驚き!
イナレムの防水性や透湿性の高さをご紹介しましたが、何と言ってもイナレムのすごい所は、これだけ高性能でありながら、価格が税込み5500円というところ!
ゴアテックスの釣りウェアですとダイワ、シマノのもので4、5万や高いもので8万とかもありますよね。
それと比較してもゼロが一つ少ない金額なのでイナレムのコスパの高さがうかがえますね。
ストレッチ性もあり釣りしていても動きやすい
釣りは結構、体を動かします。
私が特にはまっているサワラキャスティングやオフショアジギングでは、ルアーのキャスティングや、ジグをしゃくるという動作を繰り返し行うため動きやすいウェア性能が必須です。
その点、イナレムはストレッチ性があるので、より体を動かすサワラキャスティングで実際に使っていても動きずらいということは全くありません。
カラーやサイズ展開などは?
カラーはベーシュ、ブラック、オレンジ、オリーブの4種類展開です。
私はオレンジを持っています。
結構、鮮やかな色で明け方の暗い時間帯でも船上で目立ちますし気に入っています。
ちなみにズボンのカラーは、どのウェアのカラーでも黒で統一されています。
サイズは以下を参考(出典:ワークマン公式HP)にしてみてください。
(出典:ワークマンHP)
帽子(フード)が顔全体を海水から守ってくれる
イナレムに付いているフードはゴム付きで伸縮性もあり、頭部全体を覆ってくれるので、船の移動中に飛んでくる水しぶきから顔全体を守ってくれます。
乗合船などは釣り座によって移動中に海水をもろにかぶったりするので、これは非常に助かっています。
もちろん、フード以外の体全体も濡れることはなく、釣り場に到着するまでに体温低下してモチベーションダウンなんてことはないのでご心配なく。
胸ポケットがスマホ入れに重宝する
私は釣りをしている最中もたまにスマホを見るので、スマホはウェアのポケットに入れておきたいんです。
イナレムは胸の部分にポケットがあり、これが縦型ポケットなのでスマホの出し入れもスムーズにでき重宝しています。
しかもイナレム自体が防水性能が高いのでスマホが海水で濡れるということもないので安心です。
裾(すそ)や袖(そで)はゴム素材や滑り止めが施されている
裾や袖はゴム素材や滑り止めが施されているので、海水や風の侵入もなく暖かいです。
また裾は背面が長くなっており、また滑り止め加工のおかげで釣り座に座っている時も背中が出て寒い思いをすることもないです。
真冬の釣行は少し寒いかも
イナレムはあくまでレインスーツで、一般的なウィンドブレーカー的な厚さです。
インナーにヒートテックなどを着ても真冬は厳しいと思います。
イナレム+ヒートテックだと10月、11月ぐらいまでかと。
なので、真冬の釣りの時は防水性や透過性と共に更に防寒性能が高いウェアを着た方が良いでしょう。
私の場合は、真冬は同じくワークマンのAEGIS(イージス)ブランドであるイージスオーシャンという防寒着を使用しています。
こちらもすごく暖かくて、真冬でのオフショアジギングに重宝しています。
イナレムのデメリット
イナレムのデメリットを強いて挙げるとすると、ズボンの方にポケットが付いていないことぐらいだと思います。
ただ上着にはしっかりとポケットもありますし、釣りをしていてズボンにポケットがなくて何か不便を感じたかというとそんなにはありません。
恐らくコストダウンのために優先度的にズボンのポケットを省いたのでしょうが、ズボンにポケットなくても、この価格でこれだけの高性能のレインスーツが買えるのなら特に文句はありません。
イナレムの釣行後のお手入れ方法
ワークマン公式ホームページを見ると、イナレムについて以下の注意事項が載っています。
・ドライクリーニングとアイロンはお避けください。
・汚れは石けん水か中性洗剤を使用し、手洗いしてください。
・洗濯機や脱水機を使用すると故障の原因、またレインウエアの品質を損ないますのでお避けください。
なので、私の場合は、イナレムを軽くせっけんをつけて手洗いした後にシャワーなどの水で洗い流す程度にしています。
釣りでは自分が思った以上に上下ともに海水をかぶっているので、そのまま何もしないのは避けたほうがよいでしょう。
釣りに行く回数にもよりますが、レインスーツなどは使い続けていくと防水性能などが落ちていくと思うので、基本的に消耗品ぐらいに思っていたほうが良いでしょう。
なので、少しでも長く使えるようにお手入れは欠かさないようにしています。
まー、釣行後のタックルの後片付けと一緒にやってしまう感じです。
ワークマン イナレムの動画レビュー
以下はイナレムの動画レビューです。
文章で伝わりきらない生地の質感など参考にして頂ければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はワークマンのレインスーツ「イナレム」のインプレをしてみました。
イナレムは人気で結構、売り切れていることが多いようです。
おすすめはワークマンのウェブで最寄りのショップに、買いたいカラーやサイズがあるかを事前確認してから、実店舗で試着後に買うというのが失敗が無くて良いと思いますよ。
皆さんの釣り用ウェア選びの参考になれば幸いです。
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