ステラは高くて買えなかったり、買ってももったいなくて使えないという人にとっては実質、ツインパワーが実用リールとして大人気なのではないでしょうか?
私自身も20ツインパワーC5000xgをサワラキャスティングや青物ジギングに使っています。
マグロのジギングやキャスティングの場合はSW機でないと太刀打ちできないとは思いますが、近海や湾内でのサワラキャスティングや青物ジギング(主にSLJクラス)だとSW機でなくても強度的にも大丈夫だと思っています。
SW機だと重くなるので疲れますしね。
24ツインパワーの発売の噂の影響なのか、24年1月時点で価格がすごく下がっているので今が買い時かもしれませんね。
ということで、今回は今頃?と当然思われることを覚悟しつつ、私も使っているC5000xgを中心に20ツインパワーのインプレをご紹介したいと思います。
24ツインパワーが発売されることが濃厚、それにより価格が凄く下がっている今だからこそ?インプレをしておこうと思ったのです(笑)
その他のサワラキャスティングにおすすめのリールは以下の記事にもまとめてありますので参考にして頂けると幸いです。
20ツインパワーC5000xgのインプレ
20ツインパワーのラインナップと番手ごとの対象魚
まずは20ツインパワーの全体像ということで番手ラインナップを見ていきましょう。
ざっくり番手ごとの対象魚をイメージすると、以下の感じかと。
- 1000、2000番⇒アジング、渓流
- 2500、3000番⇒バス、エギング、シーバス
- 4000、5000番⇒ショアジギング、サワラキャスティング、スーパーライトジギング
品番 | ギア比 | 実用ドラグ力 (Kg) |
最大ドラグ力 (Kg) |
自重(g) | スプール 径(mm)/ ストローク(mm) |
糸巻量 ナイロン(号-m) |
糸巻量 PE(号-m) |
最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) |
ハンドル 長さ(mm) |
ベアリング数 BB/ローラ― |
夢屋スプール タイプ |
夢屋ハンドル ノブタイプ |
本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
C2000S | 5.1 | 2 | 3 | 180 | 43/13.5 | – | 0.6-150, 0.8-110, 1-80 | 69 | 40 | 9/1 | S-27 | A | 47,800円 |
C2000SHG | 6.1 | 2 | 3 | 180 | 43/13.5 | – | 0.6-150, 0.8-110, 1-80 | 82 | 45 | 9/1 | S-27 | A | 47,800円 |
2500S | 5.3 | 2.5 | 4 | 210 | 47/17 | – | 0.6-200, 0.8-150, 1-120 | 78 | 50 | 9/1 | S-20 | A | 49,000円 |
2500SHG | 6 | 2.5 | 4 | 210 | 47/17 | – | 0.6-200, 0.8-150, 1-120 | 89 | 55 | 9/1 | S-20 | A | 49,000円 |
C3000 | 5.3 | 3.5 | 9 | 215 | 47/17 | 2.5-180, 3-150, 4-100 | 1-400, 1.5-270, 2-200 | 78 | 55 | 9/1 | S-20 | A | 49,000円 |
C3000MHG | 6 | 3.5 | 9 | 215 | 47/17 | – | 1-190, 1.2-150, 1.5-120 | 89 | 55 | 9/1 | S-20 | A | 49,000円 |
C3000XG | 6.4 | 3.5 | 9 | 215 | 47/17 | 2.5-180, 3-150, 4-100 | 1-400, 1.5-270, 2-200 | 94 | 55 | 9/1 | S-20 | A | 49,000円 |
3000MHG | 5.8 | 3.5 | 9 | 230 | 47/17 | – | 1-190, 1.2-150, 1.5-120 | 86 | 55 | 9/1 | S-20 | A | 51,200円 |
4000 | 5.3 | 6 | 11 | 255 | 52/19 | 3.5-170, 4-150, 5-125 | 1-490, 1.5-320, 2-240 | 87 | 55 | 9/1 | S-28 | A | 51,200円 |
4000PG | 4.4 | 6 | 11 | 260 | 52/19 | 3.5-170, 4-150, 5-125 | 1-490, 1.5-320, 2-240 | 72 | 57 | 9/1 | S-28 | A | 51,800円 |
4000MHG | 5.8 | 6 | 11 | 255 | 52/19 | 2.5-160, 3-120, 4-90 | 1.2-250, 1.5-200, 2-150 | 95 | 55 | 9/1 | S-28 | A | 51,200円 |
4000XG | 6.2 | 6 | 11 | 260 | 52/19 | 3.5-170, 4-150, 5-125 | 1-490, 1.5-320, 2-240 | 101 | 57 | 9/1 | S-28 | A | 51,200円 |
C5000XG | 6.2 | 6 | 11 | 260 | 52/19 | 4-190, 5-150, 6-125 | 1.5-400, 2-300, 3-200 | 101 | 57 | 9/1 | S-28 | A | 51,800円 |
サワラキャスティングやSLJ(スーパーライトジギング)に使い易い
私は20ツインパワーC5000xgを主にサワラキャスティングやSLJに使っています。
SLJの時はだいたい100gのジグまでならバーチカルな近海ジギングで使っています。
サワラキャスティング、近海ジギングでもブリクラスがヒットすることがありますが、なんとか釣ることができてます。
といっても喧嘩ブリだとどのリール使っても簡単ではないと思いますが。。
ちなみに以下はサワラキャスティングでワラサクラスがかかった時の動画です。
バーチカルなジギングだとSW機でも重さ的に問題ないですが、サワラキャスティングの場合、手返し良くナブラを打っていく必要もあるのでできるだけ軽いリールの方が疲れません。
特にジャーキングを多用したりするので疲れないためにもリールの軽さが重要です。
上記の用途なら20ツインパワー4000xgでも良いと思います。
20ツインパワーC5000xgと4000xgの違いについて後の方で触れておこうと思います。
20ツインパワーのシュルシュル音がする?
最初からそうだったのか記憶にないのですが、普通に巻いているときは音はしませんが、ジャーキングしながらだと、シュルシュル音が気になります。
具体的には以下の動画の5分43秒あたりのところで出ている音です。
普通に使えているので性能的には問題ないとは思いますが、一応オーバーホールのメンテナンスは定期的にするようにしています。
20ツインパワーC5000xgと4000xg 違い
20ツインパワーC5000xgと4000xgの主な違いは以下です。
- スプールの糸を巻くスペースの高さ(糸巻量に差が出る)
- ワッシャー材質がC5000xgはカーボン(耐久性重視)、4000xgはフェルト(滑らか)
- ハンドルノブがC5000xgはラウンド形状、4000xgはT字形状
詳細のスペックは以下です。
品番 | ギア比 | 実用ドラグ力 (Kg) |
最大ドラグ力 (Kg) |
自重(g) | スプール 径(mm)/ ストローク(mm) |
糸巻量 ナイロン(号-m) |
糸巻量 PE(号-m) |
最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) |
ハンドル 長さ(mm) |
ベアリング数 BB/ローラ― |
本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4000XG | 6.2 | 6 | 11 | 260 | 52/19 | 3.5-170, 4-150, 5-125 | 1-490, 1.5-320, 2-240 | 101 | 57 | 9/1 | 51,200円 |
C5000XG | 6.2 | 6 | 11 | 260 | 52/19 | 4-190, 5-150, 6-125 | 1.5-400, 2-300, 3-200 | 101 | 57 | 9/1 | 51,800円 |
以上を見ると、よりラインキャパが欲しい場合はC5000XGで、そこまでラインキャパが必要ない場合は4000XGでいいことになります。
これらのスプールの互換性はあるので、例えば4000XGにC5000XGのスプールを付けることも可能です。
20ツインパワーC5000xgの実釣動画
既に動画をいくつかご紹介したのですが、以下はメーターサワラを釣り上げた時の動画です。
結構、船べりでのやり取りが多かったので、パワーやドラグ性能など更に20ツインパワーC5000xgのイメージが付くと思います。
ちなみに個人的には、20ツインパワーを買うならアマゾンなどネットで買う方がお得です。
価格を調べてもらうと分かるのですが、釣具屋に比べて安く買えますよ♪
24ツインパワーが発売
tとうとう24年に24ツインパワーが発売されます。
ライバルであるダイワの24セルテートも発売されましたし、22年のステラ、23年のヴァンキッシュとくれば、24年はツインパワーが出る周期というわけです。
実際24ツインパワーに以下の機能が織り込まれました。
新規機能と踏襲(そのまま)される機能があります。
- メタルローター⇒踏襲
- 半プラボディ⇒踏襲
- 密巻き(インフィニティーループ)⇒新規
- インフィニティクロス⇒新規
筆者も24セルテートと比較して散々迷いましたが、ダイワ製品も使ってみたいというところもあり、24セルテートを購入しました。
それを決めた一部始終の過程は以下の記事にまとめてあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は今頃?と言われるかもですが20ツインパワーのインプレをご紹介しました。
20年のリールといえどかなり高性能なリールなので、値段が安くなっている今だからこそ買いだと思いますよ。
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