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24オシアコンクエストCT300HGのインプレ!買い?前機種や21ソルティガICとの比較

24オシアコンクエストCT300HGのインプレ リール
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24年7月に24オシアコンクエストCT300が発売されました。前機種の18オシアコンクエストCTから6年ぶりのフルモデルチェンジになります。

ジギング用ベイトリールは、カウンター付きがいい!という人には待ちに待った新製品の登場ですね。

ご多分に漏れず私もそうで、PEラインの色で水深を把握するなんて高等な技術は持ち合わせていないので、機械に頼れるところは頼りたい派です。

今回の24オシアコンクエストCT300の注目ポイントは個人的には、格好いいシルバーカラーとギヤ比にMGがラインナップに追加されたということでした。

ということで、私自身、24オシアコンクエストCT300を買おうか迷っていましたが、競合機種の21ソルティガIC 300や前機種の18オシアコンクエストCT 300とスペック比較しているうちに、購入を決めました。

ということで、本記事では24オシアコンクエストCT300の実釣インプレや21ソルティガIC 300との比較についてまとめていきたいと思います。

以下にジギングカウンター付きベイトリールをまとめてありますので合わせてご覧頂ければと思います。

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24オシアコンクエストCT300のラインナップと発売時期

24オシアコンクエストCT300

発売時期

発売日は、以下の感じで五月雨式で発売されるようです。

  • 300HG&PG⇒2024年7月
  • 301HG⇒2024年8月
  • 300MG⇒2024年9月
  • 301MG⇒2024年10月

ラインナップ

ラインナップはギヤ比違いでPG、MG、HGの3種類で、それに右巻き、左巻きがあります。

PGは右巻きのみです。

各ラインナップのスペック表は以下です。

私はこのリールを使う場合はオフショアでの青物を狙った近海ジギングなので、最大巻上長が一番多い300HG RIGHTかなーと思っています。

ディープタイラバをやる方はMGも良いですね。

品番ギア比最大ドラグ力(Kg)自重(g)スプール 径(mm)/幅(mm)糸巻量PE(号-m)最大巻上長(cm/ハンドル1回転)ハンドル長さ(mm)ベアリング数BB/ローラ―本体価格(円)
300PG RIGHT4.8839543/222-380, 3-25065759/273,000
300MG RIGHT5.583857470
301MG LEFT5.583857470
300HG RIGHT6.27.53958475
301HG LEFT6.27.53958475

旧モデルとの比較

24オシアコンクエストCTの主な機能を22オシアコンクエストと18オシアコンクエストCTと比較してみたのが以下の表です。

これを見ることで18オシアコンクエストCTからの進化や22オシアコンクエストとの違いが一目瞭然だと思います。

搭載テクノロジー24オシアコンクエストCT22オシアコンクエスト18オシアコンクエストCT
HAGANEボディ
マイクロモジュールギア
インフィニティドライブ 
Xプロテクト 
フォールレバー
Sコンパクトボディ
エキサイティングドラグサウンド
S A-RB(ベアリング特殊防錆処理)
海水OK
レベルワインド連動
液晶画面角度  
巻上距離アラーム  

インフィニティドライブ、マイクロモジュールギア、HAGANEボディの3つの機能で極上の巻き心地を実現

ここからは少しだけ24オシアコンクエストCTの特徴をフォローアップしておきましょう。

基本性能は22オシアコンクエストを踏襲しています。まずはインフィニティドライブが搭載されているところから見ていきます。

インフィニティドライブ

出典:シマノ公式ホームページ

旧モデルの18オシアコンクエストCTにはインフィニティドライブは非搭載だったのですが、今回の24オシアコンクエストCTにはこれが搭載されています。

22オシアコンクエストをお持ちの方なら既に実感済みだとは思いますが、このインフィニティドライブ、マイクロモジュールギア、HAGANEボディといった3つのテクノロジーが合わさることで軽く滑らかな巻き心地や感度向上を実現しています。

巻上距離アラーム機能でカウンターを見なくても巻上距離が分かる!

続いて巻上距離アラーム機能です。これも今回初めて採用された新カウンター機能です。

以下は5mに設定した時の例ですが、着底後にクラッチをONにしてから設定した分を巻き取るたびに音で巻取り量を知らせてくれます。

着底から計3回なります。5mに設定した場合だと5m毎に15mまで3回鳴るということです。

巻上距離アラーム

出典:シマノ公式ホームページ

5m以外にも10m、15m、20m、25m毎にアラームを鳴らす設定もできます。

もちろん、アラームをOFFにすることもできますよ。

液晶画面の傾斜でカウンターが見やすい

続いて液晶画面の角度です。

以下の画像のように18のフラットから5度の傾斜角度を持たせた液晶画面にすることでリールを巻きながらでも容易に画面を視認することができます。

液晶画面角度

出典:シマノ公式ホームページ

後で出てくる実釣インプレの中でも出てきますが、太刀魚ジギングなどでヒットした水深をすぐに確認したいときに、便利でした。

Sコンパクトボディで手が小さいひとでも握りやすい

以下の画像を見ると一目瞭然なのですが18に比べサイズが更に3mほどコンパクトになりました。手の小さい人でもしっかりとパーミングできますね。

サイズが更にコンパクトに

出典:シマノ公式ホームページ

糸巻き学習機能

糸巻き学習はスプール回転と糸巻量の関係をデジタルカウンターに記憶させ、この関係を用いて水深を表示させる機能です。

24オシアコンクエストのリールサイズで使用頻度の高いPE 1.2/1.5/2/2.5/3号の学習データを搭載しています。

実際の取扱説明書(マニュアル)を見ると書かれていますが、これから巻き取るラインの距離が分かる場合と分からない場合のどちらでもカウンターの設定をすることができます。

以下は取扱説明書(マニュアル)のリンクです。

新型ハンドル&ハンドルノブ

新型ハンドル&ハンドルノブ

出典:シマノ公式ホームページ

ハンドルは番手ごとに最適な長さと形状になっています。

私が持っている300HGなどライトジギングを想定した番手には75mmハンドルに新型のT型ノブが採用され、より力が入りやすい形状になっています。

ドテラタイラバ仕様の300/301MGは70mmハンドルに軽量のCI4+ラウンドノブが採用され、等速巻きのしやすさと巻き感度を向上しています。

NEWフォールレバー

NEWフォールレバー

 テンションを掛けても巻きが重くならない新型フォールレバーも搭載されています。

上の画像のように、上部がイイ感じに窪んでいるので親指でレバー操作がしやすいです。

特に本記事の後ろの方にある実釣インプレ動画の太刀魚ジギングではフォールレバーを多用するので便利でした。

タチウオジギングではフォール中でアタる、という状況もあるので、フォールレバーでフォールスピードを調整する事で釣果が変わったりします。

24オシアコンクエストCT紹介動画

以下はシマノから出ている24オシアコンクエストCTの紹介動画です。

合わせて見て頂けると理解が膨らむと思います。

24オシアコンクエストCT300 HGの実釣インプレ(動画あり)

24オシアコンクエストCT300 HGの実釣インプレ

先日、ホームの伊勢湾の太刀魚ジギングで24オシアコンクエストCT300 HGをデビューさせてきました。

実釣ではフォールレバー液晶表示巻き上げ感度やトルクなどを中心に使い心地を確認しました。

巻上距離アラーム機能はピーピーうるさい気がするのと、現段階ではそれほど必要性を感じていないのであえて使っていないです。

ただ使ってみたら便利!となるかもしれないので、どこかで試そうと思います。

フォールレバーの操作感や感度は良かったですし、液晶画面も5度の傾斜角度が付いているので見やすかったです。

やはり太刀魚ジギングは水深が大事なので、釣れた瞬間の水深を確認しやすいのは助かります。

巻き上げ感度も良かったですが、トルクについては21ソルティガIC300h-SJには劣る感じがしました。

21ソルティガIC300h-SJだともう少し重いジグをスイスイしゃくってこれるイメージです。

以下に21ソルティガIC 300のインプレをまとめてありますのでご参考まで。

ただ今回は大型の魚を掛けていないので、ブリクラスがヒットした時に巻き上げトルクはどうかな?というのは今後確認していきたいところです。

当日の太刀魚ジギングの釣行動画は以下になります。上記の文章で伝わらないところを動画が確認頂けると幸いです。

24オシアコンクエストCT300と21ソルティガIC300h-SJの比較

24オシアコンクエストCT300と21ソルティガIC300h-SJの比較

続いて競合であるダイワの21ソルティガICとも比較しておきたいと思います。

比較対象は私の使用するであろう番手の24オシアコンクエストCT 300HGと21ソルティガIC300h-SJ、更には前機種の18オシアコンクエストCT 300HGとも比較しておきます。

これを見るとスペック上は21ソルティガIC300h-SJが魅力的に見えます。

ただ21ソルティガIC300にはフォールレバーは付いていないので、太刀魚などでフォールレバーを多用する釣りをしている人には物足りないかもですね。

ただ個人的には21ソルティガIC300h-SJを実際に使ってきて、その素晴らしさを実感しているので、24オシアコンクエストCT 300HGを買うのか、21ソルティガIC300h-SJをもう一台買うのか、迷うところではあります。

色んなリールの技術を試してみるという意味では、24オシアコンクエストCT 300HGも捨てがたいです。

項目24オシアコンクエストCT 300HG18オシアコンクエストCT 300HG21ソルティガIC 300h-SJ
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転)848498
ギア比6.26.27.3
自重(g)395390405
最大ドラグ力(kg)7.57.010.0
標準巻糸量PE(号-m)2-380, 3-2502-380, 3-2402-400, 3-250
スプール径(mm)434343
ハンドル長さ(mm)757085-95
ベアリング(ボール/ローラー)9/210/111/1
メーカー希望本体価格(円)73,00068,30071,500

24オシアコンクエストCT買うならアマゾンや楽天がお得

本格的に24オシアコンクエストCT 300HGを購入しようと釣具屋とアマゾンのどちらで買うか検討していました。

結論から言うと私の近所の釣具屋よりアマゾンの方が7000円ぐらい安かったです。

釣具屋のポイント10倍キャンペーン期間でもアマゾンの方が約1000円安いという結果でした。

詳細は以下。

某釣具屋:税込64240円(ポイント10倍で税込58400円)
アマゾン:税込59455円(ポイント3.5%付与で税込57374円)

リールは巻き心地など個体差はあるのですが、使用していない状態ならアマゾンや楽天で購入しても交換してもらうことも可能です。

実際、24セルテートの時に異音が許容範囲を超えていたので交換してもらいました。

一度、釣具屋で実際に手に取ってみて、巻き心地などを実感したのならアマゾンや楽天で買った方がお金的にはお得だと思います。

それにしても、なんで釣具屋ってこんなに高く売っているのでしょうかね?

高く売っても、安心感という意味で釣具屋で買うと思っているのでしょうか?

その辺はなぞです。ただ皆さん、ネットと実店舗との価格差は知っていると思うので、賢い人はネットで買うような気がします。

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24オシアコンクエストCT300インプレまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は24オシアコンクエストCT300を購入検討している中で、調べたことや実釣インプレをご紹介しました。

まとめると以下の感じです。

  • 個人的にはジギングはカウンター付きがおすすめ
  • であれば、最新技術が搭載された24オシアコンクエストCT300HGもしくは21ソルティガIC 300h-SJがおすすめ
  • 24オシアコンクエストCT300HGのフォールレバー、液晶画面は申し分ない、巻き上げトルクは21ソルティガIC 300h-SJに比べて弱い気がする
  • 21ソルティガIC 300h-SJはフォールレバーがない
  • 釣具屋で買うならネットで購入した方がお得

ついでと言っては何ですが、100均のセリアで24オシアコンクエストCT300HG用のリールカバーを買ってみました。

これが100円なんて大満足です。

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この記事を書いた人
ジギングジャーニー編集長

釣具メーカーでリールの開発設計をやっていた釣りバカです。20代までは主にバス釣り、その後の海外生活を機に日本の海に囲まれた環境の素晴らしさを再認識。そこからは海でのジギングやキャスティングで青物メインに狙ってます。

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