スロージギングにおいてロッドは非常に重要な武器ですよね。
なので、安物買いの銭失いを避けるために、それなりのものは買いたいところ。
価格的に上を見ればキリがないのですが、今回ご紹介するのは3万円弱で購入できるダイワのキャタリナSJです。
2020年の春に発売されたスロージギング用ロッドになります。
ダイワのスロージギングロッドの最高峰といえばソルティガSJがありますが、そのソルティガSJとガイドとグリップ以外は同じという、ほぼソルティガSJというのがキャタリナSJです。
キャタリナSJは0~6番のラインナップがあるの中で、私が購入したのは3番で、伊勢湾での青物スロージギングで使用してます。
今回は、キャタリナSJの全貌をご紹介しつつ、私が購入したキャタリナSJ 60B-3のインプレを実釣動画も交えてご紹介したいと思います。
ダイワ フィールドテスターの清水一成さんも絶賛!
その他のオフショアジギング用ロッドのおすすめは以下の記事を参考にして頂ければと思います。
キャタリナSJは最高峰ソルティガSJ譲りの性能を持ったおすすめスロージギングロッド
ダイワには多くのスロージギングロッドがあり、キャタリナSJの位置づけは以下の通り、ちょうど中間の位置づけです。
商品名 | メーカー希望価格 | 発売日 |
ソルティガ SJ AGS TG | 61000円~ 63000円 (税別) | 2022年 |
ソルティガ SJ | 51000円~ 54000円 (税別) | 2019年 |
キャタリナ SJ | 33000円~ 36300円 (税別) | 2020年 |
ブラスト SJ | 27300円~ 28800円 (税別) | 2021年 |
ヴァデル SJ | 21000円 (税別) | 2022年 |
キャタリナSJも決して安い買い物ではないのですが、3万円弱でソルティガSJと同等の性能が手に入ると思えば納得感はあります。
特にアマゾンや楽天などで購入すればポイントなども考慮すれば実質25000~28000円の間で手に入るということになります。
私自身もキャタリナSJ 60B-3を買いましたが、軽くて長さも6フィートと他のロッドに比べて短めで(ソルティガSJの6フィート1インチよりも短い)、スロージギングでのシャクリが非常にやりやすいと感じています。
本当に買って良かったと思っています。その辺りもインプレを後述したいと思います。
ただこれからスロージギングを始めたい人は、最初は色々とお金がかかるものなので、エントリーモデルのヴァデルSJやシマノでいうとグラップラーBBタイプスローJでも良いと思います。
その辺りはご自分の財布と相談されて、奥様に怒られない程度に検討して頂ければと思います(笑)
キャタリナSJのラインナップ別の基本スペック
キャタリナSJは狙う水深や使うジグの重さ別に、0~6番がラインナップされています。
それぞれのスペックは以下の通りです。
品名 | 全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
自重 (g) |
先径/元径 (mm) |
ジグ重量 (g) |
ラインPE (号) |
カーボン 含有率 (%) |
メーカー希望 本体価格(円) |
SJ 60B-0 | 1.83 | 1 | 183 | 100 | 1.7/7.4 | 60~100 | 0.4~1.0 | 88 | 33,300 |
SJ 60B-1 | 1.83 | 1 | 183 | 100 | 1.7/7.4 | 90~150 | 0.6~1.5 | 93 | 33,800 |
SJ 60B-2 | 1.83 | 1 | 183 | 105 | 1.7/7.9 | 120~200 | 0.8~2.0 | 99 | 34,300 |
SJ 60B-3 | 1.83 | 1 | 183 | 112 | 1.9/8.4 | 150~260 | 1.0~2.5 | 99 | 34,800 |
SJ 60B-4 | 1.83 | 1 | 183 | 115 | 2.1/8.9 | 200~330 | 1.0~3.0 | 99 | 35,300 |
SJ 60B-5 | 1.83 | 1 | 183 | 125 | 2.5/9.5 | 250~400 | 1.2~3.0 | 99 | 35,800 |
SJ 60B-6 | 1.83 | 1 | 183 | 130 | 2.7/9.9 | 300~500 | 1.5~4.0 | 99 | 36,300 |
スーパーライトジギングに適した「キャタリナSJ 60B-0」
60~100gジグで釣るスーパーライトジギングに適したモデルです。伊勢湾では夏場は20~30mのシャローエリアでスーパーライトジギングで釣れるケースも多いので、そういったところで出番が多くなる番手です。
キャタリナSJはベイトロッドですが、もちろん、スーパーライトジギングなのでスピニングタックルでも問題ないですよ。
近海ライトジギングに適した「キャタリナSJ 60B-1」
90~150gジグでの釣りに最適で、軽快な跳ね上げアクションで中々、口を使わない魚を攻略するのに適しています。
近海スロージギングに適した「キャタリナSJ 60B-2」
120~200gジグでの釣りに最適で、伊勢湾でのスロージギングだと2番でも良いと思います。
中深海での柔らかいジャークにも対応可能です。
中深海スタンダードモデルの「キャタリナSJ 60B-3」
私が購入したのがこの60B-3です。別のロッド(グラップラータイプスローJ)で2番のスロージギング用ロッドは持っていたので、キャタリナSJは3番にしました。
伊勢湾でも今のところ150~200gまでのジグを、このキャタリナSJ 60B-3で使用しています。
150~260gジグでの釣りに最適で、中型青物、根魚、中深海のアカムツなど幅広く対応できます。
大型青物対応のオールラウンドモデル「キャタリナSJ 60B-4」
200~330gジグでの釣りに最適で、大型の青物や中深海までも対応できる近海オールラウンドのモデルです。
ディープ攻略に適したパワーモデル「キャタリナSJ 60B-5」
250~400gジグでの釣りに最適で、早潮時やディープエリアでもキビキビとしたアクションをジグに与えることが可能です。
大型魚&ディープ攻略可能のパワーモデルです。
水深500mスーパーディープ攻略に適した「キャタリナSJ 60B-6」
キャタリナSJで最もパワフルなのが、この6番です。
300~500gジグでの釣りに最適で、大型魚&スーパーディープ攻略可能のパワーモデルです。
キャタリナSJに使われている注目技術
キャタリナSJには以下のHVFナノプラスブランクとX45が搭載されています。
HVFナノプラスブランク
HVFナノプラスブランクは高反発かつ高感度を実現する素材で、樹脂の量を減らし、カーボン繊維の含有率を高めることで、粘りや強度を重視した仕上がりになっています。
X45
ダイワ独自の±45°に斜行したカーボン繊維をロッドに巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度がより一層向上しています。
ブランクはマットブラック塗装
結構、このマットブラック塗装が格好いいんです!
ピカピカよりマットで、触った感じもグッドです。
キャタリナSJとグラップラータイプスローJの比較
せっかくなので、私が持っているスロージギング用ロッドの中で、シマノのグラップラータイプスローJ B68-2とキャタリナSJを比較しておきます。
長さの違い
ロッドの長さは、グラップラータイプスローJが2.03mなのに対し、キャタリナSJは1.83mと20cmも短いです。
以下の通り並べてみるとその差は歴然です。(向かって左がグラップラータイプスローJ、右がキャタリナSJ)
グリップ部の違い
逆にリールシートから下は若干ですがキャタリナSJの方が長いです。(下がグラップラータイプスローJ、上がキャタリナSJ)
重さの違い
グラップラータイプスローJ B68-2の重さが115gなのに対し、キャタリナSJ 60B-3は112gと若干軽いです。
もちろん、両方とも軽くて扱いやすいですが、キャタリナSJの方が短い分、キビキビとしたロッドワークができているような気がします。
キャタリナSJ実釣インプレ動画
先日、伊勢湾ジギングでハマチですが、キャタリナSJ 60B-3の入魂ができました。
夏の青物らしく元気のよい引きを味わうことができましたよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はダイワのスロージギングロッドのキャタリナSJのインプレをしてみました。
個人的には軽くて長さもちょうど扱いやすくて買って良かった1本になっています。
これから益々、スロージギングに行きたくなってきます。
その他のオフショアジギングにオススメのロッドは以下の記事にまとめてありますので参考にしていただければと思います。
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