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ツララ グリッサンド77インプレ|湾内サワラキャスティングで使ったら他のロッドが霞んだ

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突然だが、釣り道具の沼にハマったことはあるだろうか。

「このロッド1本あれば他はいらない」と思って買ったはずが、次の週には別のロッドを検索している——そんな経験をしたことがある人、正直に手を挙げてほしい。

はい、私もそのひとりだ。

そんな私が、ツララのグリッサンド77を湾内サワラキャスティングで使い込んだ結果、ちょっと困ったことになった。

他のロッドを持ったときに「あれ、なんか違う」と感じてしまうようになったのだ。これはある意味、沼の新ステージへの突入を意味する。

というわけで今回は、グリッサンド77のリアルなインプレをお届けする。

良いところも、ちょっと微妙なところも、包み隠さず書いていくので最後まで付き合ってほしい。

【この記事で分かること】

  • ツララ グリッサンド77が湾内サワラキャスティングで使えるかどうかがわかる
  • 実釣ベースのリアルなメリット・デメリットがわかる
  • 「汎用ロッド1本でサワラキャスティングを済ませたい人」に買うべきかどうかの答えが出る
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ツララ グリッサンド77のインプレ!湾内サワラキャスティングで使ってみた

グリッサンド77の基本スペック・製品情報

「そもそもグリッサンド77って何?」という方のために、まずは基本情報からいこう。

知ってるよという方は次のセクションまでスクロールしてもらって構わない。

でもまあ、読んでいってくれると嬉しい。

外観・デザイン

グリッサンド77を初めて手に取ったとき、正直「かっこよすぎる」と声に出た。船の上で。一人で。

クリアグリーンのブランクスは、光の当たり方によってキラキラと輝く。無骨なオフショアロッドとは明らかに違う、どこか芸術的な佇まいだ。

他メーカーだとブランクスの色が黒が多い中、グリッサンド77は少し赤みがかったブランクスをしている。

これがまたフィッシャーマンの心をくすぐる。

グリッサンド77の外観

「ロッドというより、楽器に近い」と思ったのは私だけではないはずだ。

実際、ツララのロッドの製品名は音楽をモチーフにしたネーミングが多いきがする。

グリップはコルク素材で、握った瞬間から手に馴染む。長時間キャストを繰り返す湾内サワラゲームでは、グリップの握り心地は地味に重要だ。

「疲れにくいグリップ」なんて釣りを始めた頃は気にしなかったが、歳を重ねるにつれてこういう部分のありがたみがじわじわ染みてくる。

ちなみに、以下の写真で下側がグリッサンド77だ。

グリッサンド77のグリップはコルク

ちなみに「グリッサンド」とは音楽用語で、高音域と低音域をスムーズに移行する奏法のこと。

ライトゲームからオフショアまで、あらゆる釣りを1本でこなすというコンセプトがそのまま名前に込められている。

つまり「これ1本でいける」という意思表示だ。ロッド名に夢を詰め込むメーカー、好きだ。

基本スペック一覧

お待ちかね、スペック表だ。数字が好きな人はここで満足してほしい。

Action R
Length (ft) 7’7″(231cm)
Rear Grip Length (cm) 30.5
Rod Wt. (g) 175
PE (# ,MAX) 2
Cast Wt. (g) 1.8~45
Price (¥ ,税別) 42,800

注目はルアーウェイト1.8〜45gという振り幅だ。湾内サワラキャスティングで使うことが多い20〜40gのメタルジグやミノーがドンピシャでハマる。

「守備範囲広すぎでしょ」と思ったあなた、そう、そこがこのロッドの怖いところだ。

湾内サワラキャスティングでの実釣インプレ

スペックよりも大事なのは、実際に使ってどうだったか、だ。

湾内のサワラキャスティングで使い込んだリアルな感想をぶつけていく。

キャスタビリティ・飛距離

湾内サワラは鳥山やナブラとの一期一会だ。

あっちに出た、こっちに出た、と振り回されながらキャストしまくる、あのバタバタした時間が好きだったりするのだが、そういう場面ではキャストのしやすさが命になる。

グリッサンド77、これが思ったより投げやすい。

7フィート7インチというレングスが船上でも取り回しを妨げず、ティップがしなやかにルアーの重みを乗せてくれる。

最初は「どれだけ飛ぶんだ」と半信半疑だったのだが、実際に投げてみたら思わず「あ、飛ぶじゃん」と独り言が出た。またしても一人で。船の上で。

コツをつかめばバットにしっかり重みを乗せてロッドが勝手に飛ばしてくれる感覚がある。

キャスト後に「今のよかった」と自己満足できる瞬間が増えるロッドだ。

サワラとのファイト感・パワー

サワラは掛かった瞬間の走りが鋭くて、あのドラグ音がたまらない。が、同時にバレやすい魚でもある。

フックアウトした瞬間の「あ゛——」という声は、釣り人なら誰でも共感してくれると思う。

グリッサンド77はティップからベリーにかけてしっかり曲がり、サワラの首振りをうまくいなしてくれる。

テンションが抜けにくいのだ。このロッドを使い始めてから、あの「あ゛——」の回数が体感で減った。

バラシが減るロッドは正義だ。無条件に正義だ。

バットは粘りがある。「ミディアムライトでサワラのパワーに負けないか?」と心配していたが、湾内の2〜4kgクラスなら余裕でいなせる。

グイングイン曲がりながらもしっかり魚を浮かせてくれる様子は、見ていて気持ちいい。

操作性・疲労感

湾内サワラはテンポの速い釣りだ。ナブラを追いかけてキャストし続けていると、気づいたら腕がパンパンになっている。

「あれ、今日はやたら疲れるな」と思ったら実は重心バランスの悪いロッドを使っていた、なんてことはよくある話だ。

グリッサンド77はリールシートで持った瞬間、重心が手元にスッと来る感覚がある。

数値的に軽いロッドではないのに不思議と疲れにくい。

グリッサンド77のグリップエンド

不思議とジャークもやり易い、特に横ジャークより縦ジャークがやり易い。

ジャークした時のシャキッと感もある。

そして半日キャスティングし続けた後でも腕が残っている。

これはツララがグリップ設計にこだわり抜いた成果だと思うが、体が正直に覚えている違いというのは、一番信頼できるインプレだと思っている。

エンドグリップの長さもジャークするのにちょうど良い

以下は私が昔から使っているスクアドのSKS75M+との比較だがリールシートからグリップエンドまでの長さが約35cmと両方のロッドとも同じ位の長さだ。

普段SKS75M+を使っていてエンドグリップの長さもちょうどいいと思っているので、グリスサンド77でも同様に快適にジャークができている。

グリッサンド77のエンドグリップの長さもジャークするのにちょうど良い

使ってみて良かった点(メリット)

改めてメリットをまとめると、こんな感じだ。

まず、湾内サワラキャスティングが1本で完結する。20〜40gのルアーをストレスなく扱えて、ミノーもブレードジグも違和感なく使える。

「今日は何を持っていこう」と悩む時間が減るのは、意外とストレス軽減になる。

次に、バラシが明らかに減った。しなやかなティップとパワフルなバットのコンビが、サワラのファイトに絶妙にハマっている。

これは数字では出てこないが、釣行を重ねるごとに実感が積み上がってくる。

そして疲れにくい。長時間釣りをしても後半の集中力が落ちにくいのは、地味だが本当に大事なポイントだ。

釣りの後半にランディングを逃してがっくりくる回数も減ったと思う。たぶん。

最後に、見た目がいい。これを堂々とメリットに挙げるのが釣り人の性というものだ。気

に入った道具を握って釣りをするのは、単純にテンションが上がる。テンションが上がれば集中力も上がる。

つまり釣果にも繋がる。これは理論だ。

正直に言う、気になった点(デメリット)

良いことばかり書くとステマっぽくなるので、正直に気になった点も書いておく。

まず、価格が高い。税別で4.3万円をどう見るかだ。ツララのロッドはそもそも「気軽に買える」ゾーンではない。

グリッサンド77も例外ではなく、財布と相談が必要だ。「とりあえず試したい」という人には、ちょっとハードルが高い。

これは事実として書いておく。

正直、デメリットというとそれぐらいだ。

あとこれはデメリットになるかまだ分からないが、若干他のサワラキャスティングロッドに比べるとガイドが小さい。

以下はスクアドのSKS75M+との比較だが明らかに左側のグリッサンド77の方がガイド径が小さい。

スクアドのSKS75M+とグリッサンド77ガイド径の違い

一般的にがガイド径が大きいほど、キャスト時にラインがスムーズに出てくれるので飛距離が出ると言われている。
ただキャストしてみて自分が持っているガイド径が大きい他のロッドと比べても飛距離は変わらないので、問題ない気がしている。
この辺りはもっと使い込んでいきながら観察していきたい。ちなみにガイドの数は10個とスクアドのSKS75M+の8個に比べて2個多い。

こんな人におすすめ・こんな人には向かない

グリッサンド77が特に刺さるのは、こういう人だと思う。

「サワラキャスティング専用ロッドを探している。そして中途半端なロッドも嫌だ」「湾内の釣りをスマートに楽しみたい、タックルはコンパクトにしたい」「どうせ買うなら長く使える良いものを」——こういう人には間違いなくハマる。

一方、「5kg超の大型青物を専門に狙いたい」「50g以上の重いジグをメインで使いたい」「まずは安く釣りを始めたい」——という目的なら、正直グリッサンド77でなくてもいい。道具は目的に合ったものを選ぶのが一番だ。

まとめ・総合評価

最後にひとこと言わせてほしい。

グリッサンド77は、「汎用ロッドでのサワラキャスティングは妥協でしょ」という先入観を、気持ちよくぶち壊してくれるロッドだ。

キャストのしやすさ、バラシの少なさ、疲れにくさ——どれをとっても湾内サワラゲームにしっかりフィットしている。

そして使い込むほどに、他のロッドへの違和感が大きくなってくる。これが厄介だ。

「なんかキャストがしっくりこない」「なんか疲れる」——そんな感覚が積み重なって、気づいたら釣りのたびにグリッサンド77を選んでいる。

他のロッドが霞む、というのは大げさではない。むしろこれは警告だ。グリッサンド77を手にしたが最後、あなたの道具箱の景色が変わるかもしれない。

それでもいいという方だけ、購入ボタンを押してほしい。

……私はもうとっくに押した側の人間だ。

今回の記事では以下のような内容でお届けさせて頂いた。

  • グリッサンド77の基本スペック・製品情報
  • 湾内サワラキャスティングでの実釣インプレ
  • 使ってみて良かった点(メリット)
  • 正直に言う、気になった点(デメリット)
  • こんな人におすすめ・こんな人には向かない
  • まとめ・総合評価

ツララのグリッサンド77の公式サイトのページも確認してみて欲しい。

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この記事を書いた人
ジギングジャーニー編集長

釣具メーカーでリールの開発設計をやっていた釣りバカです。20代までは主にバス釣り、その後の海外生活を機に日本の海に囲まれた環境の素晴らしさを再認識。そこからは海でのジギングやキャスティングで青物メインに狙ってます。

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