こんにちは!
アメリカ在住の釣り・アウトドアをこよなく愛する駐在員「ななさん」です。
夏も終わりを迎えようとしている2018年9月7日、アメリカでバスフィッシングのトーナメントレイクとして有名なレイク セントクレアに行ってきました。
もちろん、目的はバスフィッシング!
そして今回は、なんと念願の地元のガイドを頼んでの大人のバスフィッシング!
忘れもしません、アメリカに来たばかりの2016年7月19日に初めてレイク セントクレアにバス釣りに来てから約2年。
当時は勝手が分からずに、有名レイクにして有り得ないノーフィッシュという洗礼を受け。
必ずや、地元のガイドを頼んでセントクレアのスモールマウスバスを釣りまくりたい!
そんな決意を自らに課し、ようやく、この日、それが実現しようとしているのは自分自身かなり感慨深いのです。
今回は、ガイドの予約、費用、そしてレイク セントクレアでの実際の釣り、釣果についてご紹介したいと思います。
アメリカ ミシガン州セントクレア湖とは
実際の釣りのご紹介に行く前にレイク セントクレアがどんなところかの話しから始めましょう。
レイク セントクレアはアメリカのミシガン州とカナダのオンタリオ州の州境にあり、五大湖水系の一つで、かなり大きな湖です。
面積でいうと、琵琶湖の約2倍で、水深は平均3mと比較的浅い湖です。
アメリカのバスマスタークラッシックなどのメジャーなプロトーナメントの会場になるなど、アメリカ バスフィッシングレイクの人気No1に輝いたこともあるほどの湖です。
ミシガン州はアメリカでも北部に位置し、気候でいうと北海道に近い感じで、このレイク セントクレアは、ラージマウスバスよりスモールマウスバスで有名なレイクになります。
今回のバスフィッシングの目的
今回のバス釣りは、スモールマウス狙いでガイドを頼むことにしました。
これは個人的にもそう思うのですが、スモールマウスバスの引きはラージマウスバスよりも強いと一般的に言われます。
逆にサイズでいうと、50cm以上には中々お目にかかれなく、ラージマウスバスほど大きくはならないです。
そんなスモールマウスバスのビックサイズを釣りまくりたい!ガイドを頼んだ目的は単純にそこでした。
せっかくなので、そんな思いを分かち合いたいということで、同じく日本人の釣り仲間と二人で釣りに望むことにしました。
セントクレア湖のバス釣りガイドについて
ガイド選定から予約
我々日本人にとって困るのが、この異国の地アメリカでガイドを頼みたいけれども、どのガイドが良いのか良く分からないというものではないでしょうか?
私自身もガイドを頼みたいという気持ちは先行するも、ネットで検索するも沢山のガイドがヒットするので、どのガイドだと外れがないか検討が付きません。
最終的には、先人達のブログを参考にしたり、ローカルの釣り仲間に聞いたりしました。
予約方法は至って簡単で、ガイドのホームページもしくはフェイスブックページに行き、メールやメッセンジャーなどで、どの魚を釣りたいのか、日にちはいつなのか?、人数などをリクエストします。
すると、すぐにガイドから返信があるので、後は色々と現在の釣りの状況など疑問に思ったことをやり取りする感じです。
ガイドサービスや料金
さて、気になるのがガイド料金やどんなサービスが含まれるかだと思います。
今回の場合は、1日フル(8時間)を頼み416ドルでした。
こちらは2人なので、213ドルづつになります。
これにレンタルロッド、ルアー、バスボートガソリン代、水、チップなど全ての料金が含まれます。
ルアーもおすすめのものを何でも貸してくれますし、例え根掛かりなどでルアーを無くしてしまっても追加料金もありませんし、タックルもいくつでも貸してもらえます。
ラインブレイク時などのルアー交換などもガイドがしてくれます。
ようは最新のバスボートに乗って、おすすめのタックル、ポイント、釣り方で釣りをするだけです。
これに対して213ドル/人が高いと感じるかどうかは個人次第だと思います。
私の知る限りレイクセントクレアやフロリダなどでは、これぐらいの相場でした。
フロリダでのガイドとの釣行記は以下を参照ください。
日本人ガイドと共にする本場フロリダでのバスフィッシング
個人的には非常に満足なサービスだと思います。
それと1日フルでの釣りですと昼食などが必要なります。
サンドイッチなど手軽に食べられるものを持参し、バスボートに付いているクーラーなどに保管してもらうと腐らなくて良いでしょう。
ガイドとの待ち合わせ
ガイドとは朝7時にレイク セントクレアのマリーナで集合でした。
7時ですので、当たりも結構明るくなっており、大丈夫かな?とも思いましたが、そこはガイドを信じお任せすることに。
以下が今回ガイドをお願いしたLongCastというガイドサービス。
バスボートにもLongCastのロゴが入っています。
ボート入水がさまになりますね。
そして、タックルなどをボートに載せると、いざスタートです。
さー、非日常の始まりです!
セントクレア湖でのおすすめの釣り方
天候状況
さー、本投稿の核心に迫っていきます。
この日は、1週間前の猛暑とは打って変わり、秋の近づきを知らせるほど、朝は冷え込む状況でした。
ガイド曰く、先週はあまりの暑さでボートに積んでいたペットボトルの水を皆で何本飲むんだ?という感じだったようです。
そして釣りポイント付近の木々の葉も秋の色に変わり始める、そんな季節での釣りとなりました。
季節ならでは?の徹底的にディープエリア攻め
まず釣り方ですが、今まであまり経験したことがないディープエリアの釣りとなりました。
冒頭、レイク セントクレアは水深が平均3mと比較的浅いレイクだと言いましたが、それでも3~5mぐらいのレンジを探っていきました。
ルアーはチューブワーム+1/2オンスジグヘッド
ルアーは以下のファットギジット系のチューブワームに1/2オンスジグヘッドを付けて、遠投します。
さすがガイドだけあって、こだわりのカラーや材質で特注しているようで、ものすごい数のチューブワームです。
ジグヘッドは、チューブワームの中に埋め込んで使用します。
ボトムをひらすらズル引き
具体的なアクションですが、ルアーがボトムまで到着したら、あとはひたすらズル引きです。
ポイントは結構な流れのある川だったので、バスボートを流れに乗せながら探ります。
ボトムには大きな岩が沈んでいるらしく、そこにスモールマウスバスが付いているとガイドは言っていました。
岩にコンタクトすると根掛かりしたかと思うほど、何かに引っかった感じになるので、それをロッドワークで岩を飛び越すようにやり過ごします。
その後にバイトがあるという感じです。
リアクションバイトのような感じでした。
そして、このやり方で釣り上がってくるスモールマウスバスは、以下のような45~50cmばかり。
おかげでガイドも休みなくネットランディングです。
念のためシャローもチェック
この日は、シャローにも行きましたが、釣れるスモールマウスバスはサイズが小さく、逆に上記のディープポイントで釣れるスモールマウスは45~50cmとスモールマウスの中ではかなり良型クラスばかりでした。
しかし、さすがスモールマウスですね。もう、その引きが強いこと、強いこと。
翌日、完全に腕が筋肉痛でした。
この日は結局、このサイズのスモールマウスバスが15匹/人ぐらいは釣れたと思います。
たまに違う魚も混じりましたが、ほぼスモールマウスバスでラージマウスバスは0匹という結果でした。
途中、昼食を急いで取り、水を飲む時間も惜しいほど充実した釣りで、非常に満足のいく結果となりました。
自分の中では見事2年前のリベンジができたかなと思っています。
ガイドとのコミュニケーション
当初、釣り方のアドバイスなど理解できるだろうか?などガイドとの英語でのコミュニケーションが大丈夫か心配でした。
ですが、そこは意外と同じ釣り好きということで、何とかコミュニケーションを取る事ができました。
基本的にガイドとの会話は、釣りの話しか、日本の話しでした。
釣り方で気になる点を質問したり、逆にアドバイスされたり、最近の釣りの状況を聞いたり、冬場はガイドできないと思うがどうしているのか?とか色々と話しをしました。
すごく印象的だったのが、ミシガンが冬で寒い間は、フロリダに行って、そこでガイドをやっていると言っていました。
まさに理想的な暮らしですね。常に自分の強みを活かし、生活費を稼ぎながら快適に暮らせる場所に季節ごとに移動する。
いやー、憧れます。
今回のガイドは過去に日本人をガイドしたことはあると言っていましたが、やはり会社のローカルスタッフの様に日本人慣れしているわけでないので、今まで聞いたことがないような単語が出ることもあり、その都度、聞きなおしたりしていましたが、大方コミュニケーションで困ることはなかったです。
たとえ英語が苦手であっても問題ないレベルだと言えるでしょう。
まとめ
今回は本場アメリカのトーナメントレイクであるレイク セントクレアでのガイド付きのバスフィッシングについてご紹介しました。
スモールマウスバス50UPを爆釣と言っても過言でないくらい釣果からもかなり満足できる結果で、さすがアメリカ人気No1に輝いたことのあるレイクだと実感しました。
このスモールマウスバスの時期は4月ぐらいから9月までのようです。
4,5月は、ここミシガンですと雪がちらつくこともあるのですが、早春はビックサイズのスモールマウスバスから動き始めます。
なので、次回は早春を狙って再度ガイドをお願いしようと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
コメント