伊勢湾では数年前から乗合船のメニューに入り始めたものにコウイカエギングがあります。
コウイカは地域によってはスミイカと呼ばれたりもします。
伊勢湾でのアオリイカのティプランはお馴染みですがこちらは40〜50mの少し深場でオモリを付けてのエギングになります。
そんな伊勢湾コウイカエギングのパイオニア的存在なのが知多半島の片名漁港から出船している忠栄丸さんです。
テンヤを使った太刀魚(テンタチ)の専門船としても有名ですね。
そんな忠栄丸さんに乗って1月の初釣りとしてコウイカエギングに行って来ました。
本記事では船でのコウイカエギングの釣り方、シーズン、タックル、仕掛け、釣行の模様(動画有り)などをご紹介します。
伊勢湾コウイカエギングとは
時期・シーズン
コウイカエギングのシーズンは12月〜4月初と言われています。
その年によって微妙時期がズレたり、釣果も当たり外れがあるので、遊漁船や釣具屋などでその年の状況を確認するようにしましょう。
忠栄丸さんの料金
忠栄丸さんのコウイカエギングの料金は9000円です。
忠栄丸さんは2船体制でやっていて予約が多ければ2船ともコウイカで出船しています。
私が行った1月初も2船体制でした。
以下は出船前の様子です。
タックル(ロッド、リール)
ロッドは先調子竿(8:2)がお勧めとの事ですが、ジギングのロッドでも代用できます。
私は以下の泳がせ用ロッド(先調子竿7:3)でやりました。
念の為、ジギングロッドも持って行きましたが使いませんでした。
リールはジギングで使っているソルティガic 300h-SJ(ベイトリール)を代用しました。
40〜60号のおもりを巻けるパワーのベイトリールなら何でもOKです。
仕掛け
以下の図の通りです。
- PEライン2号推奨(私はジギングのPEをそのまま代用です)
- 胴突き1本
- ハリス80~100㎝
- オモリ40号もしくは60号
ネットを調べていると捨て糸のある仕掛けを紹介しているサイトもありますが、今は捨て糸なしの仕掛けでOKです。
釣具屋に行くと以下のような仕掛け(捨て糸なし)がそのまま売っているのでそれを買うのが良いです。忠栄丸さん監修です!
ハリスはヨレるとコウイカは食わなくなるので替えの準備をしておくとバッチリですね。
あとはお祭りしてラインブレイクも考えられるので余分にあると良いです。
ちなみに以下はコウイカエギングのために買った必要なもの一式です。
おもりは持っていたので買いませんでした。
おすすめのエギ
エギは3~3.5号のものを使います。
以下のモグモグサーチが、このあと紹介するキビナゴを付けるゴムも付いているのでおすすめです。
色はその日によって当たりカラーが違うのでいくつか持っていった方が良いです。
キビナゴ
以下のようにエギにキビナゴを付けたりもします。
釣具屋で500円ぐらいで購入できますよ。
キビナゴにも青、紫など着色されたものがあります。
写真は青色です。
釣り方
伊勢湾でのコウイカエギングは水深40〜50mを狙うことが多いです。
釣り方はいたってシンプルで、着底させたらラインテンションをある程度保ち、10秒ごとに大きく空合わせします。
コウイカの当たりは分かりづらいので、10秒ごとに空合わせするのです。
空合わせをする事で誘いにもなります。
基本はこれの繰り返しです。
釣れていると明らかに重量感があるので、あとはラインテンションを保ったまま巻き上げます。
ラインテンションが抜けるとバラシの原因になるので気をつけましょう。
特にタモ入れの時に暴れられてラインテンションが抜けてバラすことが多いようなので気をつけましょう。
忠栄丸さんでのコウイカエギングの実釣レポートおよび釣果
ここからは先日の忠栄丸さんでのコウイカエギング釣行をダイジェストでお伝えしますね。
朝は5:45から受付開始で、先着順に釣り座を選ぶ事ができます。
なので5:45より前に以下のようにクーラーボックスなどを順番に置いて釣り座を取ります。
ただ5:45にいないと席取りは無効になりますのでお気を付けて!
以下は5:45ぐらいの様子です。
この後、船長が釣り座のホワイトボードを持ってくるのでそこに名前を書き込むスタイルです。
釣り座が決まって荷物を船に乗せたら出船です。
この日は6:30頃、出船でした。
そして釣りスタートが7:10頃。ポイントまで約40分の移動ですね。
気になるここ最近の釣果は12月下旬のシーズン最初は20杯/人なんて方もいたそうですが、1月に入って釣れる人でも5〜8杯ぐらいとのこと。
この日は意外と海が荒れ模様で船酔いする人もチラホラの海況。
この日も結構絶好調っていう日ではなかったです。
朝一の上げ潮のタイミングでコウイカ2杯、タコ1杯釣ってからは沈黙が続きました。
余談ですがコウイカの締め方って個人的に難しかったです。
事前にYouTubeで見ていたのですが何度やっても締まらない…
基本は本体を半分ずつ締めて、続いてゲソを締めれば良いのですがそれが難しかった…
その後、下げ潮になってからの終盤で1杯追加し、何と最後の延長10分で更に1杯追加と、計4杯といった釣果でした。
延長してもらって良かったー。
本来は12時で終了との事ですがこの日は皆渋かったようで船長が10分延長してくれましたよ。
因みにトップの人で7杯という釣果でした。
そこから片付けして帰港したのが1時過ぎでした。
忠栄丸さんは船から降りたらお茶とお菓子のサービスがあります。
この何気ないサービスが嬉しい!
ステッカーももらえますよ。
タックルの洗い場もあるので助かります。
手洗い場もありますよ。
実釣動画
以下は今回の釣行のYouTube動画になります。
文章で伝わりきらなかった釣り方のところなどを動画でも確認頂ければと思います。
船長のアドバイスをありますので参考になると思います。
【動画は編集でき次第掲載予定です】
最新釣果は忠栄丸さんのホームページでも確認できます。
コウイカの捌き方・おすすめ料理
コウイカのおすすめの食べ方は何といっても刺身です。
あとはお寿司にしても良いですし、ゲソは炒めたり、唐揚げにしたりして食べています。
捌き方もYouTubeに載っているのでそれを見ながらやれます。便利な世の中ですね。
以下のように本体とゲソに捌いていきます。
こちらはゲソ。
我が家は食べきれない分は以下のように真空パックにして冷凍保存しています。
こうすれば1年ぐらいは食べられると思います。さすがに刺身の場合は1ヶ月ぐらいまでかと。
おすすめの真空パック機は以下の記事をどうそー。
伊勢湾コウイカ釣りまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は伊勢湾コウイカエギングの釣り方、タックル、など以下の内容をご紹介しました。
皆さんの釣行の参考に少しでもなれば嬉しいです。
- 伊勢湾コウイカエギングの時期・シーズン
- 忠栄丸さんの料金
- タックル(ロッド、リール)
- 仕掛け
- おすすめのエギ
- キビナゴ
- 釣り方
- 忠栄丸さんでのコウイカエギングの実釣レポートおよび釣果
- 実釣動画
- コウイカの捌き方・おすすめ料理
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