青物をターゲットに釣りを楽しんでいる皆さんへ質問です!
青物を料理する際に魚の鱗を取るのに最適な鱗取りに出会えていますか?
当記事では元釣具店員がおすすめするイチオシの最強鱗取りから電動のモデルまでご紹介します。
さらに100均や代用品との違いやそれぞれの特徴や利点を詳しく解説します。
魚の調理をより楽しく効率的に行うための情報を提供しますので、ぜひ参考にしてください。
青物の鱗を取る理由
この記事を読んでいる人にとっては言わずもがなかもしれませんが、そもそも青物など魚の鱗を取る理由は何でしょうか?
基本的には以下の理由があります。
- 臭みの原因になるため
- 雑菌がついていて衛生面で良くない
- ザラザラしており食感が良くない
後で皮を剥ぐから鱗が付いたままでも良いと思うかもしれませんが鱗はギザギザしていて汚れや細菌が付着しやすいのでまな板の上が菌だらけになるなど衛生面で良くないというわけです。
いかがでしょうか?
鱗の処理の大切さがご理解頂けましたでしょうか?
次からは鱗取りの種類や選び方についてみていきましょう。
青物用の鱗取りの種類と選び方
鱗取りには多くの種類が存在し、それぞれ特徴が違います。
手動の鱗取り
手動の鱗取りはエラやヒレ等の細かい部分を丁寧に処理することが可能です。
家庭でシンクを汚したくない方にオススメの鱗が飛び散りにくい商品も有ります。
100均など値段も安いものからあるのでお財布にも優しいですね。
電動の鱗取り
最近は何でも電動化です。
大きい青物の場合広範囲の鱗取りが必要です。
何時も手動でやっているけど効率的に広範囲を処理したいという方には電動のモデルがオススメです。
鱗取りの代用品
一般家庭で代用可能なキッチン用品やペットボトルのキャップでも鱗取りをすることができます。
しかし機能面では上記二つに劣る部分もあります。
鱗取りには大きく上記の3種類がありますが、自分の使用用途に合った鱗取りを選ぶことで快適に魚を調理することが可能です。
ここからはそれぞれのオススメモデルに関して詳しく解説していきます!
飛び散らない最強の青物用の鱗取りは「がまかつの鱗取りの」
がまかつの鱗取りが今回紹介する中で最強のうろこ取りです。
一般的に魚を釣って調理するのはご家庭で、というケースが多いと思います。
家庭での鱗取りでは飛び散らない事がかなり重要だということと、怪我しない設計であることが重要だと私は考えています。
この商品はその二つをハイレベルでクリアしている商品です!
その理由は、一見変わった形状である円盤型のブレードにあり、ウロコを飛び散らせず剝がすように取ることができる形状です。
また、木製のグリップからブレードまで少し離れていてヒレに手があたったりする危険も回避できます。
そのおかげもあってかエラやヒレ周辺の細かい部分も剥がしやすいです。
鱗が細かくて多い青物は取りにくい部分を取りやすい事はとても重要です。
さらにブレード部はステンレス製で錆びに強く耐久性にも期待できます。
少しお値段高めの部類ですが、一度買ったら何度も買い変えしない鱗取りなので長い目で見たら割安な気もしてきますよ。
ゴム製鱗取りの「鱗トル」
こちらはゴム製の鱗取りです。
更にはがまかつのもの同様に鱗が飛び散らないという評判、口コミも多いですね。
ゴム製なので危なくないというメリットもあります。
サイズはSとLがあり、青物に適したサイズや収納面を考えてもSサイズで良いと思います。
電動の鱗取りおすすめ
多くの魚を処理する際には、電動の鱗取りが便利です。
ヘッドが高速で回転して鱗を取り除くことができ、圧倒的に作業時間を短縮できます。
何度も力を入れて擦る作業が無くなり、料理自体に時間を掛けることが出来るようになりますよ!
ヒレやエラのような細かい部分は少しやりにくさを感じるかもしれませんが大きい面積の鱗を取るのに適しています。
青物自体大型で鱗を取る面積が多いので広範囲を素早く処理するにはとてもオススメです!
電動といっても充電式、コードレスで電源コードが邪魔になったりしません。
鱗が飛び散ったという意見もありましたがパワフルでスピーディーに鱗取りが出来る事に満足だという声も多かったです。
少し慣れは必要ですが鱗取りは時間が掛かって大変…。と思う方には救いの一手になるかもしれません!
100均の鱗取りの評判は?おすすめしない理由とは?
筆者もダイソーで買った鱗取りを使っていたことがあります。
100均の鱗取りは低価格で手に入れることができますが従来通りのシンプルな物が多く、紹介した鱗取りよりも劣る部分が出てきます。
鱗が飛んでも全く問題ない場所で使用するのであれば気になりませんが、後片付けを気にしながら魚を処理するのは少し大変です。
飛び散っても気にならない広い場所で処理するなら上記に説明した電動式の方が早くてオススメです!
鱗取りの代用は?
鱗取りが手元にない場合、キッチンの道具で代用することができます。
例えば、包丁やスプーン、しゃもじなどを使って鱗をこすり落とすことができますが、この方法では効率が悪く時間がかかることがあります。
もちろん鱗が飛び散りもします。
細かい部分の鱗を剥がすにはペットボトルのキャップを使用する方もいらっしゃいますが、エラ周りやヒレの付近などは手にヒレが刺さったりしない様に注意が必要です。
ウロコを飛び散らさない裏技は?
上記で紹介してきたものの中にはそもそもウロコが飛び散りにくいものもありますが、100均や電動はどうしてもウロコが飛び散りやすいです。
それでもウロコを飛び散りにくくさせる方法についてここではご紹介します。
透明ビニールの中でウロコを取る方法
一つは透明な袋に入れて作業をする方法です。
これだとウロコが付くのは自分の手だけになるのでキッチンでも気にせず作業できます。
手に付くのも嫌な場合は、ビニール手袋をすると臭いが付かなくて良いでしょう。
もし魚が大きくて袋に入りきらない場合はビニール袋を被せるだけでも飛び散り防止になります。
簡単に対策できるので試してみて下さい。
釣り場でウロコを取ってしまう
続いては釣り場でウロコを取ってしまう方法です。
外なので電動ウロコ取り機だろうが、100均製であろうが気にする事なく豪快に作業ができますよ。
もちろん外だからといって汚しまくったままだといけないので最後は掃除はしましょう。
最低限のマナーは守りましょう。
まとめ
自分の用途に合いそうな鱗取りは見つかったでしょうか?
自宅での魚料理の中で大変な、鱗取りという作業を少し変えるだけで魚を持って帰るのがより一層楽しみになります。
ご家庭では怪我をしないように調理するのもとても重要なポイントです。
グリップが掴みやすく、枝が有って魚との距離を保ちつつ鱗がとれる製品が安全面で考えるとオススメです。
シンクの周りが鱗まみれ…。
そんな経験をした方は鱗が飛びにくいという事は大きな利点だと感じるはずです。
また、電動式はコードレスで充電式が現在では多く出てきているようです。
バッテリーを搭載している製品が気軽に手に入るようになった今の時代だからこその製品だと思います。
気になった方は是非一度試してみてください!電気の圧倒的なパワーを感じるはずです。
100均や代用品を利用することもできますが、料理の楽しみをさらに高めるため適切な道具を使って美味しい料理を作りましょう。
新鮮な魚が手に入るのも釣り人の特権といえます。
せっかく釣ったなら綺麗に鱗を取って美味しく感謝しながらいただきましょう!!
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