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【伊勢志摩リレー便】サワラキャスティング&ティップラン!この組合せがもう最高です

【伊勢志摩リレー便】サワラキャスティング&ティップラン!この組合せがもう最高です 釣果
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釣り人である僕たちの欲望は、なぜこんなにも尽きないのでしょう。

「豪快なナブラにルアーをぶち込み、全身で強烈な引きを味わいたい!」

「でも、穂先の数ミリの動きに集中し、知的にアオリイカを欺くゲーム性も捨てがたい!」

「もちろん、最高に美味いお土産をゲットして、最高の晩酌で締めくくりたい…!」

そんなワガママ極まりない願いを、すべて叶えてくれる夢のプランが、ここ伊勢志摩には存在します。それが複数の釣りを同時に楽しむ「リレー便」です。

今回は、前半で「サワラキャスティング」、後半で「ティップランエギング」というリレー便に行ってきました。

サワラは日によって釣果にムラがあるので、調子が悪ければ他の釣りものに行く、というのは個人的には嬉しい釣りスタイルです。あまりサワラに固執しすぎて撃沈は避けたいですもんね(笑)

あと、正直に言います。YouTuberでもあるのでカメラを回す以上、「ボウズ(釣果なし)」の映像だけは避けたい…!(笑) 「サワラがダメでもイカがいるさ」なんて余裕を装っていますが、内心は「どっちもダメだったらどうしよう」という不安ありありの釣行でしたよ。

ということで、「動画の撮れ高」と「純粋な釣りの楽しさ」。この二律背反と戦いながら挑んだ、伊勢志摩でのリアルな一日をレポートします。YouTubeの釣行動画もあるので、そちらも合わせてご覧いただけると現場の状況が伝わるかなと思います。

サワラキャスティングのおすすめタックルは以下の記事を参考にしていただければと思います。

サワラキャスティング用ミノーロッドおすすめ15選を価格帯別にご紹介!代用できるものは?
サワラ釣りというとミノーのキャスティングとブレードジギング(バーチカルなライトジギング含む)の2つ分けられると思いますが、ここではミノーでのサワラキャスティングにおすすめのロッドをご紹介します。更には既にお持ちのロッドでサワラキャスティングに代用できるロッドについてもご紹介します。
サワラブレードジギングおすすめロッド12選を価格帯別にご紹介!代用できるロッドはある?
サワラ釣りというとミノーのキャスティングとブレードジギング(バーチカルなライトジギング含む)の2つ分けられると思いますが、ここではサワラのブレードジギングに特化したおすすめのロッドをご紹介します。更には既にお持ちのロッドでサワラのブレードジギングに代用できるロッドについてもご紹介します。
サワラキャスティングのおすすめリール11選!番手やタックル選びでヒット率も変わる
サワラキャスティングは引きが強く、魚とのやり取りが非常にスリリングな釣りジャンルです。ハイシーズンになると各地でサワラキャスティングの釣果で賑わっています。適したたタックルを揃える事でサワラキャスティングの魅力を最大限に楽しめます。そこで本記事ではサワラキャスティングにおすすめリールを紹介します。

私自身、YouTubeチャンネルをやっていまして、サワラキャスティングの動画もアップしています。

それら動画を再生リストとして以下にまとめておきましたので参考にしてみてください。

サワラキャスティングの動画

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伊勢志摩リレー便!ティップランとサワキャスで「二兎を追う」贅沢な一日

まだ薄暗い早朝の港。キリッと冷えた空気を吸い込み、ロッドを握ると、もうそれだけで「最高の休日」が始まったことを確信します。

今回、熱い釣り旅をサポートしてくださったのは、鳥羽で抜群の釣果とホスピタリティを誇る遊漁船「グリーンピース(Green Peace)」さんです。

グリーンピースさんの詳細については以下の記事で詳細に紹介していますので参考にしていただければと思います。

朝マヅメの戦い!サワラキャスティング【想定外の激渋と奇跡の1投】

午前6時出船。ポイントまでの30分が、すでに戦いの始まりです。

出船

今回の最大の目標は、なんといっても「サワラ」。朝マヅメのゴールデンタイムを活かして、一気に勝負を決めたいところです。

しかし、今年の伊勢湾奥は例年に比べてサワラの跳ねが少なく、水面は静寂に包まれています。今日もナブラや鳥山はなく、ルアーマンにとって最も厳しい「ブラインド(何も反応がない状態)」での釣りになりそうな予感…。

「まあ、仕方ない。とりあえず投げるしかない!」

選んだルアーは『バーティス140F』のチャートカラー。薄暗い朝マヅメ、少しでも魚に気づいてもらうためのハイアピール選択です。 「頼む、気づいてくれ!」と祈りを込めた第一投。

まさかの、その一投で「ドンッ!」とヒット!

予期せぬ衝撃がロッドを叩きました!まさかのファーストキャストでのヒット!

ファーストキャストでのヒット

釣りあがったのは残念ながら本命のサワラサイズではなくサゴシでしたが、激渋の予想を裏切るファーストキャストでのヒットは、船上の僕たちのボルテージを一気に上げてくれました。

この時の「マジかよ!」という現場の雰囲気は、ぜひ動画で笑ってやってください(笑)。

釣り上げたサゴシ

ダイワのミノー「バーティス140F」のチャートカラー。やはり実績のあるルアーは裏切らない。

その他、おすすめのサワキャス用ミノーはこちらの記事で紹介しています。

「これで時合いに突入してくれ!」と願い、ラインチェックだけ済ませてすぐにキャストを繰り返しますが、後は続かず。

船上には再び緊張感が漂います。

9時頃、船長から「沖で鳥山が発生した!」との情報が!

「この鳥山だけ打ってティップランに移動する」ということで、これがサワラを仕留めるラストチャンスだと覚悟を決めました。

全員でルアーをキャストしますが、時すでに遅し…。サワラからの答えは帰ってきませんでした。

(くぅーっ!サゴシ一匹で終わるのか…?鳥羽まで来てこのままでは寂しすぎる!)

癒しのティップラン【渋い展開を打ち破った奇跡】

太陽が完全に昇りきった午前9時。

サワラキャスティングの興奮と疲労から一転、ここからはターゲットをアオリイカに変え、ティップランエギングへ移行します。

ティップランエギング

動の釣りから比較的、静の釣りへ。穂先数ミリの動きに全神経を集中させる、この究極のギャップこそが面白いところ。

鳥羽でのティップランは初めて。アオリイカの顔を見て、なんとかサゴシ一匹という寂しい釣果を避けたい…!「ビギナーズラック、来い!」と心の中で叫びます。

繊細なアタリを取るためのタックルセッティング

繊細さが命のティップランでは、タックルは感度と軽さが最優先です。

リールは、ダイワ 23レガリスLT3000-CXH。ロッドは、シマノ 23セフィアBBティップエギングR-S66ML-Sを使用しました。

初心者向けのコスパ重視のタックルです。

『23レガリス』の詳細レビューはこちらの記事をどうぞー。

ティップラン専用ロッドや代用ロッドの記事はこちら。

読み通りに仕留めた「勝利のアワセ」

この日は風もあり、エギの動きが安定しないため、アタリを捉えるのが非常に難しい状況。浅場(水深20m前後)からスタートしましたが、船中、同船者にアタリはあるものの、なかなかキャッチまでは至りません。焦りが募ります。

終了時間が刻々と近づく中、船長が下した判断は「水深30m〜40mラインの深場への移動」。

この判断が功を奏しました!

移動直後、まずは同船者に明らかにアオリイカと分かるアタリが!

僕は「エギを回収しようかな…」というタイミングだったのですが、「待てよ、今アタリがあったということは、この底付近にまだイカがいるかも!」と、そのままエギを落とし直します。

脳内で何かが囁きました。 「今アタリがあったということは、そのおこぼれで、こちらにヒットするかも!回収している場合じゃない、落とせ!」

即座にベールを返してエギを再度ボトムへ送り込みます。 着底。数回鋭くシャクって、ピタッと止める(ステイ)。

呼吸を止めて見つめる穂先。波の揺れとは違う、ほんのわずかな「違和感」がティップを押さえ込みました。

「ここだッ!」

アワセ

体が勝手に反応してアワセを入れると、「ズシッ!」という重量感とともに、ドラグが鳴り響きます。

重みが乗り、リールから「ジィーッ」というイカジェット特有の引き込み音!

サワラとは違う、このイカの引きも良いものです。

アオリイカ

船長のご厚意で少し延長もして頂き、12時頃に納竿。

サワラの時は「ラッキーな一撃」でしたが、このアオリイカは「状況を見て、自分で判断して掴み取った一撃」。 サイズ以上に、釣り人として「やったったぞ!」と叫びたくなる、会心の1杯でした。

結果はサゴシ1匹、良型アオリイカ1杯という、数だけ見れば渋い釣果でしたが、「それぞれのターゲットの顔が見れた」こと、そして「最後まで集中力を保ち、自力でアオリイカを仕留められた」ことに心からホッとしました。

実釣動画【興奮と感動の瞬間は映像で!】

この日の興奮と、集中力が報われた瞬間は、ぜひ映像で体感してください!

ブログでは伝えきれない、サゴシがヒットした時の驚きや、アオリイカを掛けた時の穂先の動き、そしてドラグ音を最高の臨場感でお届けします。

カフェでランチ【次へのパワーチャージ】

鳥羽からの長い帰路の運転を前に、心をリセットし、パワーをチャージしたい!

せっかく鳥羽まで来たので、美味しいランチを探してカフェへ。

余談ですが最近、鳥羽も海外からの旅行者が増えた影響か、おしゃれなカフェが増えているように感じます。

色々探した結果、船の乗り場近くにあった「ミュゼア ジェネラルストア&カフェ」というカフェへ。

今回はスパイスを独自に調合した本格カレーのランチセットを注文。

カレー

これが本当に美味しかった!スパイスの刺激と香りに、疲れていた体がリフレッシュされ、帰りの長い運転への最高のパワーをもらえました。釣り後のご飯って、なんでこんなに美味しいんでしょうね!

サゴシとアオリイカでお酒のツマミを作ろう【最高の報酬】

帰宅後、釣りの疲れでグッタリ…とはいかず、この日の釣果を最高の形で締めくくりたい一心で、まずは下処理だけ済ませ、翌日に調理しました。

今回の極上のお酒のツマミとして作ったのは、以下の3品。

  1. アオリイカのゲソと肝のホイル焼き:濃厚な肝の旨みがゲソに絡みつく、最強の組み合わせ。
    アオリイカのゲソと肝のホイル焼き
  2. アオリイカのお刺身:透明感と、ネットリとした甘みがたまらない。
  3. サゴシの酢締め、昆布締めからの炙り:ひと手間かけた炙りは、臭みゼロで格別の美味さ!
    アオリイカのお刺身とサゴシの炙り

最高の獲物を、最高の調理で味わう。これぞ釣り人の特権ですね。

伊勢志摩リレー便 ティップラン&サワラキャスティングのまとめ

前半はキャスティングで豪快に体を動かし、後半はティップランで集中力と知性をフル活用。

この二極の釣りを楽しめたことで、得られた満足感は計り知れません。

結果だけ見れば「サゴシ1匹、イカ1杯」。大漁とは言えません。 しかし、朝イチの奇跡的なヒットと、知恵を絞って捻り出した後半の1杯。この2匹には、数だけでは語れない「濃いストーリー」が詰まっていました。

「やっぱり釣りは、これだからやめられない」

帰りの車の中で噛み締めたスパイスカレーの余韻と共に、そう深く感じた一日でした。

グリーンピース船長、そして素晴らしい時間を共有してくださった同船者の皆さん、本当にありがとうございました!

もし伊勢志摩でティップランに挑戦したいと思っている方は、ぜひ自分に合った遊漁船さんを見つけてみてください。

私も以下の記事でまとめ始めました。もし皆さんのおすすめの遊漁船があったら、ぜひコメントやSNSで教えて下さいね!

それでは、また次の動画・ブログでお会いしましょう!

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この記事を書いた人
ジギングジャーニー編集長

釣具メーカーでリールの開発設計をやっていた釣りバカです。20代までは主にバス釣り、その後の海外生活を機に日本の海に囲まれた環境の素晴らしさを再認識。そこからは海でのジギングやキャスティングで青物メインに狙ってます。

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