9月初旬に伊勢湾奥にサワラキャスティングに行ってきました。25年秋のサワラキャスティング初戦になります。
夏場は海水温が表層で30℃ぐらいあった伊勢湾奥ですが9月にもなると徐々に水温も下がり始めて釣行日で26,27℃ぐらいだったと記憶しています。
まだサゴシ中心でサワラはポツポツといった状況ですが、サワラが運良く釣れてくれたらいいなと思い釣りに行くことにしました。
ということでこの記事では、9月初旬の伊勢湾奥サワラキャスティングの釣行の様子(動画あり)や、その中で痛感したブレードジギング超高速巻きパターンやコツと今後に向けての対策について書きたいと思います。
2025年 秋の伊勢湾奥サワラブレードジギングの釣行記
9月になると暑さも和らいできて、早朝の3時半ぐらいに家を出発したのですが朝は涼しかったです。
秋への移り変わりを感じつつ、いよいよ釣りのベストシーズン到来といった感じです。
4時半ごろに船乗り場に到着
9月はまだ朝も明るいので5時出船で船乗り場には4時半ぐらいに集合になります。
今回お世話になった遊漁船は四日市の磯津漁港から出船しているスバル丸さんです。
スバル丸さんはシーズン中、毎日出船しているのと氷も無料、釣った魚も無料でさばいてくれたり、お食事処があったりするので、サワラキャスティングのシーズン中は良く利用させてもらっています。
スバル丸さんの評判・口コミについては以下の記事を参考にしていただければと思います。
6時少し前にサワラキャスティングスタート
5時ぐらいに出船し、40分ぐらい走ったポイントで釣り開始です。
前日もサゴシが良く釣れていて、ミノーよりもブレードジグで底からの巻き上げが良かったとのこと。
朝マズメにサワラが釣れてくれることを期待しながらサゴシチューンからスタート。できればミノーで釣りたい欲もあるので。
サゴシチューンからブレードジグへ変更
15分ぐらいサゴシチューンでやっていたのですが全く反応ないので早々にブレードジグへ変更しました。
まず使用したのがジャックアイのサワラスピン2 シルバー青夜光ゼブラ40g。
しばらくやってみて反応なかったので次に使ったブレードジグは、個人的に伊勢湾奥で一番実績のあるジャックアイ マキマキサゴシスペシャル ケイムラブルーイワシ30g。
ブレードジギングも巻き方を色々と変えながらその日のヒットパターンを探していきます。ただ巻きの早巻き、止めたり、巻くスピードを変えたり、軽くトゥイッチを入れたりと色々と試します。
そうこうしているうちにファーストヒットは7時半ぐらいだったと思います。
釣れたのは50cmぐらいのサゴシでした。
ヒットジグはジャックアイ マキマキサゴシスペシャル ケイムラブルーイワシ30gでした。
使用タックル
念のため今回ブレードジギングで使っていたタックルをご紹介しておきます。
まずロッドはレジットデザイン スクアドSKS611M+ジャーキングスペシャル、リールはシマノ24ツインパワー4000XGです。
ロッドはスクアドSKS70MH+サワラ ブレードジグスペシャルも持っていますがブレードをやるとは思わなかったので今回は持っていきませんでした。
ジャーキングスペシャルは少し硬めなのでブレードジギングにも代用できますし。
タックルの詳しいインプレは以下の記事にもまとめてあります。


上記以外でブレードジギングにおすすめのロッドやリールは以下の記事をご参考まで。


この日のブレードジグのヒットパターンはとにかく超高速のただ巻き
1匹目のサゴシで何となく超高速巻きパターンかな?と思いましたが、2匹目、3匹目でそれが確信に変わりました。明らかにリトリーブを超高速巻きに変えた時にヒットするんです。それもあまりロッドをぶらさずにリトリーブすることがコツです。
その日によってパターンも変わるので色々と試してみると良いと思います。
2匹目はばらしてしまいましたが、3匹目のヒットでは1匹目のサゴシと同じサイズ(50cmぐらい)をゲット。
ヒットジグは同じくジャックアイ マキマキサゴシスペシャル ケイムラブルーイワシ30gです。
3匹目を釣ったあたりでフックと連結しているスプリングが伸びてブレードと針が外れてしまいました。
ということで、これを機にダブルフックに変更。最近、ダブルフックがばれにくいと聞くので以下のVANFOOKのブレードワークス システムパーツダブルにしました。
そもそもサワラキャスティングであまりブレードジグは使わないのですが、今回の釣行を通じて超高速巻きパターンを実感しましたし、今までで一番、早巻きしたのでかなり疲れました。
もっと早巻きできるリールはないものか?
こんなに超早巻きパターンがあるなら、もっと楽に早巻きできる方法はないものかと釣りをしながら思っていました。
ぱっと思いつくのがもっと1回転の糸巻量が多いリール、例えば番手が大きいリールならもっと楽に早巻きできますよね。例えば6000番のリールなど。
この日使っていた24ツインパワー4000XGは1回転の糸巻量が101cmなのでこれを仮にツインパワーSW6000XGにすると1回転の糸巻量が112cmになるので、もう少し楽にリトリーブできそうです。
で、その後ネットで調べてみると良さそうなリールがあったんです。
それはアブガルシアのレボ SP ロケット 4000Sというリールです。これだと1回転の糸巻量が124cmとかなりパワーアップになります。ステラSW18000HGで129cmなので、4000番クラスのリールにも関わらず、かなり化け物級のリールだとご理解頂けるかと思います。
個人的に使ったことはないのですが、評判・口コミは良さそうです。機会があれば試してみようかと思います。
ちなみに今回使った24ツインパワー4000XGやアブガルシアのレボ SP ロケット 4000Sなどのスペック比較をしてみると以下の感じです。
これを見ると最大ドラグ力が同番手のリールに比べて見劣りしますが、他は遜色ないスペックですし、自重は軽いですし、とにかく1回転の糸巻量が際立っているのが分かると思います。
REVO SP Rocket 4000S | 24 セルテート LT5000D-XH | 24 ツインパワー 4000XG | ステラ SW 18000HG | |
メーカー | アブガルシア | ダイワ | シマノ | シマノ |
ギア比 | 7.6 | 6.2 | 6.2 | 5.7 |
最大ドラグ力(kg) | 7 | 12 | 11 | 28 |
自重(g) | 225 | 290 | 260 | 875 |
1回転の糸巻量(cm) | 124 | 105 | 101 | 129 |
ベアリング数(ボール/ローラー) | 10/1 | 10/1 | 9/1 | 13/1 |
ラインキャパシティ(PE号-m) | 2-220 | 2.5-300 | 1-490, 1.5-320, 2-240 | 5-500, 6-400, 8-300 |
実売価格(税込) | 約21,000円~ | 約48,000円~ | 約38,000円~ | 約111,000円~ |
その後はツバス祭りへ突入
その後の釣行はというと、ツバス祭りでたまにサゴシがかかる感じ。ツバスは途中で何匹釣ったか分からなくなるぐらいで、おそらく7,8匹ぐらいだったかと。
ツバスも表層をブレードジグで巻くパターンで釣れたのですが、少しトゥイッチを入れる感じでアクションを入れた方が釣れる感じでした。
最後はミノーで一発サワラ狙い
周りの漁師さんが表層で何匹かサワラを上げているようだったので、ミノーにもワンチャンあるかもというとで最後にブローウィン140Jでサワラを狙いましたが、ツバスがかかるだけで、不発に終わりました。
最終的に10時ぐらいに納竿。
今回の釣果
今回の私の釣果は、サゴシ2匹、ツバス7,8匹でした。以下は2隻の釣果。
1匹、サゴラクラスが上がっていたのと、マツダイと言っていたと記憶していますが珍しい魚も釣れていました。サゴラの上に写っている魚です。
ネットで調べるとまとまって獲れないのであまり食卓に並ぶことはないようですが、味的には見た目と違って美味しいようです。見た目はまるでシーラカンスですよね。
今回の伊勢湾奥サワラブレードジグの釣行動画
以下は今回の伊勢湾奥サワラブレードジグの釣行動画になります。文章で伝わりづらいところなどを動画で確認頂ければと思います。特に超高速巻きパターンのあたりは動画でないと伝わらないかもしれません。
伊勢湾奥サワラブレードジギングの超高速巻きパターンまとめ
今回の教訓は、ブレードジグで超高速巻きでしか食ってこないパターンを実感。そのために1回転の糸巻量が多いリールが必要。
番手が大きいリールで対策も良いが、ネットを調べると使ったことはないがアブガルシアのレボ SP ロケット 4000Sが良さそう。
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